旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ビルバオ到着

2012-05-17 08:33:23 | スペイン
《手造の旅》北スペイン、羽田空港を00:40に出発しパリ経由でビルバオへ到着。
といっても、パリ、ド・ゴール空港の地上職員ストによってフライトが混乱。早い便に乗る予定だった四名はまだパリ。※このあたりの事情はこちらからごらんください。
ビルバオの空港へはきたのは15年ぶりぐらいだろうか。よく記憶していたのはその建築。カラトラーバのよる曲線がどこをとってもユニークだ。

バスク地方はスペインとフランスにまたがっている。スペイン側四県(純粋バスク三県+ナバラ県)とフランス側三県。これをあらわすのが4+3=1というスローガン。
日本では独立派の起こしていたテロ事件のイメージが強いようだが、これは現在全く心配ない。かつての工業都市ビルバオも再開発でとてもきれいになった。そして、バスクは食べ物がおいしい地域としても知られている。スペインのバルに置かれたピンチョス(つまようじ)料理はここが発祥。今日も遅めのお昼をビルバオの旧市街でいただきます。

あ!有名なうなぎの稚魚?いいえ、これはそれに似せたかまぼこ。よく見ると目がないですね。

街に赤と白のしましま模様をよく見かける。きけば、地元のサッカーチーム、アステチック・クラブがスペイン国王杯の決勝に進出したとのこと。
「AUPA」は「がんばれ」の意味。
スペインのチームなのに、正式名称は英語でATHLETIC CLUBという。イギリスが近い関係でスペインで最も早くサッカーがはいってきた。イギリスへ留学した若者やイギリス人たちによって1898年に創立された歴史あるチームなのだそうだ。
フランコ独裁政権時代はスペイン語以外のチーム名が禁止されており、Atlético de Bilbaoであったという。

我々の今回の旅の最終日、5月25日にマドリッドにてバルセロナと対戦になるとのこと。外国人を入れない純血バスク人で構成されたチームが、外国人助っ人によって強豪の地位に上りつめているバルセロナに対して健闘する事を祈りましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする