旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

野生動物いっぱいのロッキー

2012-05-03 23:18:10 | カナダ
★ロッキーの観光でクマを見たのははじめてだった。

朝、まだ氷結したレイク・ルイーズを見て、シャトーを出発。「ここ、湖なんですよね?」そうです。パンフレットの写真しか目にしたことがないと、氷結しているイメージはなかなか浮かばないでしょうね。
雪空で、雪も降ってくるが、幸い霧ではないので山は見える。クロウフット氷河(カラスの足氷河)もちゃんと見えた。ちょうどそこへカラスくん。
ボウ・レイク湖畔のナムタイジャー・ロッジはまだ閉まっているが、湖畔までの道は除雪されている。
氷結したボウ・レイク

サスカチュワン・リバー・クロッシング、映画「帰らざる河」のオープニング映像の場所

前方道路上に車が二台止まっている、と、右の崖と林の間にクマを発見。
しばらく行って崖の上に白い動く点。マウンテン・ゴートだそうな。
アイスフィールドセンターでの写真を見ると、たしかにこのかたちしてました。

コロンビア・アイスフィールド、氷河の上へ行く専用の車に乗り込む。
氷河の上、今日は意外にもいちばん暖かかった。※拡大してご覧下さい。
モレーンのところでヤギの群れ

★この日遭遇したいちばん珍しい動物は写真に撮れなかった。
野生のオオカミ
バスの進行、道路をこちらへとっとっとと歩いてくる「灰色の犬」が目に入った。大きな首輪をつけていたのでそう思ったのだ。しかし、ドライバーが突然「ォオ、ウールフ!」と言ってスピードを落としたので、はじめてオオカミだと認識。
すぐにカメラを取り出そうとしたが、その時にはすでにバスの後方へ通り過ぎてしまったのであります。人間に出会ってもまったく自分のペースを変えずに我が道を行くオオカミ。アフリカで出会うライオンも、草食動物とは全然違う反応をする。強い動物はそういうものなのだろう。

首につけていたのは国立公園が取り付けた発信機だそうな。犬とは違って、ほんとに「耳まで裂けた」というような口をしていた・・・そんな風に記憶に残っている。

**
今晩の泊まりは、かの有名なバンフ・スプリングス・ホテルの本館。カナダの大陸横断鉄道開通と共に開業した百年以上の歴史を誇るシャトー・ホテルである。
当時は何ヶ月も逗留する人々の為のHOME away from HOMEだったと、ホテルの歴史展示コーナーに説明してあった。小松がくるようになったここ二十年のあいだにも何度か改築をしている。
かつてメイン・ダイニングとして使っていたアルバータ・ダイニング、今日はひっそりしている。その前のホールからはかつてと変わらない景色がひろがっている。
スペイン風のホール、こういう佇まいはこのホテルに滞在する味わいでありましょう。

コメント
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