ルイジアナ州の片田舎での6人の女性の交流と友情を描いた作品ですが、イーテント家の長女シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚、出産、そして死(葬式)がストーリーの中心です。結婚を控えたシェルビー、その母マリン(サリー・フィールド)は、女主人・トルーヴィ(ドリー・バートン)の経営する美容室でおめかしをしています。偏屈な初老の女性ウィーザー(シャーリー・マックレーン)たちがワイワイがやがや喋っています。
シェルビーは重度の糖尿病をわずらっていて、出産はやめたほうがよいと言われていました。しかし、夫である弁護士ジャクソンとの間に子どもが授かります。母親のマリンは出産に反対しますが、シェルビーは産むことを決心します。そしてかわいい男の子が生まれました。
シェルビーの家族は、アメリカの普通の人たちのように、クリスマス、ハローウィンを楽しみながら友人、知人に囲まれて幸せに過ごしていましたが、彼女は時間の経過とともに容体に異変がでてきて、ついに息子とあそんでいるさなかに倒れてしまいます。母マリンの腎臓を移植する手術に成功し、いったんは回復しますが、病が再発し、ついに帰らぬ人となってしまいます。悲しみに暮れる、父と母。そして友達。
シェルビーの葬式の日、失意のマリンを励ます女たち。イースターの頃、今度は美容室に雇われていたアネルが妊娠していた。ウィザーも意外や意外、昔の恋人と愛を再燃させていまし。こうして生と死、喧騒のなかの友情は、人々の生活を流れてゆくのでした。