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画像にあるヴァイオリンのコンサートが駒込(ソフィアザール・サロン)でありました。河野彩さんは、嘗て、わたしの勤務先での同僚の娘さんです。今はパリで、演奏に励んでいますが、一時帰国されての新年の演奏会でした。会場は個人の家の2階がコンサート用のつくりになっているというもので、50人も入ると満員です。この日は補助の椅子もでて、盛況でした。演奏者のすぐ近くで、本格的生演奏が聴けるのですから、贅沢そのものです。
曲目は次のとおりでした。
・プロコフィエフ ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディー 作品35 (1925年)
・モーツアルト ヴァイオリンとピアノのためのソナタより
KV8 ト長調 2楽章 アダージョ(1764年)
KV306 ニ長調 3楽章 アレグレット (1778年)
KV380 変ホ長調 2楽章 アンダンテ コン モート (1781年)
KV379 ト長調 1楽章 アダージョ~アレグロ (1781年)
・ブラームス ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調 作品78 (1879年)
・石島正博 La Foret de Puijo
河野さんの演奏は感情、感性がヴァイオリンの音色に託していかんなく発揮され、そこが素晴らしいと思います。この日のブラームスのソナタの演奏は圧巻でした。
ピアノのセバスチャン・ヴィシャールさんとの息もぴったりで、癒しと至福のひとときでした。充実した音楽会でした。