日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

安野光雅「御所の花」展

2013-09-08 06:03:22 | 日記
日本橋髙島屋で開催されている、安野光雅さんの「御所の花」展を見て来ました。



安野光雅さんは素朴な絵柄で知られる日本を代表する画家です。多くの絵本や、司馬遼太郎さんの「街道を行く」シリーズの画家として知られています。その彼が皇居の草花を水彩画で描きました。



四季それぞれの草花が描かれていましたが、その点数の多さに驚きました。また、この手の水彩画は草花だけをクローズアップして背景が描かれない事が多いのですが、安野光雅画伯は、背景までしっかり描きこんであり、トータルな構成を意識しているように感じました。



見にきていたのは、場所柄もあると思いますが、圧倒的に中高年で、僕など若輩者に感じられました。



安野光雅さんのナイーブさが感じられる絵たちでした。若い頃は草花など全然気にならなかったのですが、山を歩くようになったり、京都や鎌倉のお寺を訪ねるうちに、いろんな花を覚えるようになりました。



何より目黒川の緑道で季節の草花を楽しませてもらっているのはありがたい事だと感じました。
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