黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

ふわふわマカロン@サークルK

2010-10-21 | スイーツ
 名前はマカロンですが、(いわゆる“パリジャン”ではなく)どちらかというとダックワーズに近いかも(置いてあるコーナーも、パンコーナーだったし)。
 ふわふわな生地の間に、アーモンド風味のクリームが挟まれています。

 サークルK:全国

『梅雨ノ蝶 居眠り磐音 江戸双紙』佐伯泰英(双葉社)

2010-10-21 | 読了本(小説、エッセイ等)
安永六年四月。佐々木玲圓の新道場も、普請の開始から半年以上の期間を経て、完成が間近。
坂崎磐音から玲圓が新道場に“尚武館”と名付けると聞いたおこんが、それを今津屋に告げると、祝いの品として扁額を寄贈しようと思いつく。
一方、磐音は道場開きの催しの段取りに頭が一杯で連日駆け回っていた。道場の杮落としに、大試合が行われることが決まり、その開催日は五月十日。道場内だけでなく、他からも出場者を募ることになった。
そんな中、木下一郎太が今津屋を訪ねてきた。佐渡の銀山に送られた、庚申の仲蔵ら五人の無宿者が騒ぎに乗じて、逃げ出したという。江戸に舞い戻って、大仕事をしようと企んでいるのではないかと考えられ、大店である今津屋にも用心して欲しいと告げる。
その後、一郎太と磐音が今津屋を出て歩いていると、火事に遭遇。火元は、唐和砂糖漬嵯峨一辰彦の店だったが、何故かひっそりとしている。不審に思い中に入った彼らは、番頭の長右衛門が殺されているのを見つける……“第一章 番頭殺し”、
玲圓と磐音は、扁額への揮毫を頼むべく東叡山寛永寺の座主天慧師の元に出かけた。途中で、中川淳庵の奉公する若狭小浜藩の上屋敷前を通り、藩主・酒井修理大夫に遭遇。技量を確かめた上で、意に叶うならば藩に篠田多助も試合に出場させてくれないかと頼まれる。
そして寛永寺からの帰り道、玲圓から道場を引き継ぐつもりはないかと持ち掛けられた磐音。それに絡むおこんや父、自らの今後についてなど、道々であれこれと思い悩んでいた磐音は、不意に何者かに襲撃されたが気づくのが遅れ、思いがけず深手を負ってしまう……“第二章 不覚なり、磐音”、
磐音は、傷は順調に快復、すでに身体を動かせるほどになった。道場の話をおこんにも打ち明け、父に新たな道に進む旨を綴り、手紙を認めた。
そんな中、試合の面子の選抜も進むが、さすがに怪我が完治していない磐音は欠場することに。
そこへ、一郎太が、仲蔵が現れたと知らせてきた。品川柳二郎と竹村武左衛門は、今津屋で見張ることに……“第三章 怪我見舞い”、
道場の杮落としが三日と迫り、出場者三十六名が出揃った。
磐音は、傷もだいぶ快復し抜糸したことから、ひさびさに湯屋に行った後、今津屋へ。ところが磐音とすれ違いで、湯屋に行った武左衛門がいつまでも帰らないという。捜索の末、飲み屋で酔いつぶれて発見された武左衛門。店の亭主によると、謎の女に飲まされていたようで、竹村の寝言から、その名がおさいというらしいと推測された。それは仲蔵の一味で引き込み役をしている千面のおさいで、今津屋に押し込むべく、武左衛門に近づいたのではないかと考えた磐音たちは……“第四章 千面のおさい”、
試合当日。対戦が粛々と進む中、いよいよ五人に絞られた。その中で、ひとり不戦勝となる無外流の山田傳蔵が、怪我がだいぶ快復したらしい磐音の様子を見て、戦わせてほしいと言い出し、急遽、磐音を加えて四回戦を行なうことに……“第五章 四十一人目の剣客”を収録。

シリーズ第十九弾。道場がいよいよ完成するとともに、磐音に道場を継ぐ&養子縁組話が舞い込んで、あれこれ考えてる間に不覚を取って珍しく大怪我したり~なお話。
彼を狙った刺客が言った言葉からすると、黒幕は大物っぽいですが…。

<10/10/21>