黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

第4回なじらて会@SAMURAI

2010-10-24 | おでかけ

 8月開催の第3回から、早2ヶ月。第4回なじらて会に参加してきました。
 会場は、長岡駅からはだいぶ離れたところにある(むしろ北長岡寄り?ですが、お店の方にお迎えに来ていただきました)、越後ダイニング『SAMURAI』…部屋の名前とか、そこかしこにあるシルエットが侍モチーフになってます。
 今回のメンバーは、りっつさん、いずみさん、まちゃさん、猫村さん、かりんさん、と私の計6名。
 



 おしながき~。



 サラダ。



 鍋。スープはとんこつで、具は魚系とか…



 船盛!玉子がのってるグラタンや、いかめし、骨つきソーセージ、ポテトフライ。



 サプライズで、ひとあし早い、まちゃさんのバースデー♪
 ちなみにケーキは、チーズケーキです。



 オムそば。



 デザートに、バニラアイスとオレンジ。
 プラス、2時間飲み放題で、2800円!

 猫村さんちの新生活の同居人話や、まつげにまつわる話、初めて買った音楽に世代のジェネレーションギャップを感じたり(笑)と、いろんな話に花を咲かせつつ、楽しい時を過ごしました♪
 ご一緒した皆様、ありがとうございましたv

 そして、かりんさんにおみやげでいただいた、かりんとうまんじゅう、鬼の金棒@京家です♪
 ごちそうさまでした☆
 



『恋の手本となりにけり』永井紗耶子(小学館)

2010-10-24 | 読了本(小説、エッセイ等)
文化八年、如月朔日、朝。江戸花街・吉原の外に広がる田んぼで、右目の末に涙黒子のある女が、刀で斬られ殺害されていた。それを見つけたのは、前夜、稲本屋の三雲太夫の座敷に呼ばれていた金四郎……旗本・遠山家の嫡男でありながら、家を出て歌舞伎の森田座で笛方として世話になっている彼は、その後、その女が前夜同じ座敷にいた稲本屋の花魁・雛菊であると知る。
彼女のその死が気にかかり、狂歌師の大田南畝、絵師の歌川国貞らとともに、その一件について調べ始める。
やがて雛菊の周囲をあたる中で、彼女がさまざまな男たちに心中の話を持ちかけていたことを知る、金四郎だったが……

第11回小学館文庫小説賞受賞作。花魁の死の謎を追う、若き日の遠山の金さんのお話。
ちょっと『吉原手引草』っぽいので、その辺と比べると、描き方の厚み的に物足りなさは感じますが、割と好みな感じではあります。今後どんな作品を発表されるのかに期待。

<10/10/24>

『ピスタチオ』梨木香歩(筑摩書房)

2010-10-23 | 読了本(小説、エッセイ等)

出版社を辞めて、“棚”というペンネームでライターの仕事をしている翠。
愛犬のマースに腫瘍が出来、関わることになった獣医師たちの対応に不信感を募らせつつも、何とか手術を無事に終えて一安心。
そんな中、以前アフリカで知り合った片山海里の著作を読むが、彼はアフリカで亡くなっていたことを知る。
また、それを読んで“ダバ”がマースの症状と似ていることや、洪水の民話にも関係していることに気づく。恋人に反対されながらも、ウガンダでの取材旅行を兼ねて、謎を解明するべく、海里が取材したらしい呪術医に会いに行くことに……

どんな話かは一言でまとめにくいですが…日常とひと続きになっている、不思議な世界を垣間見る感じ?
それまでの話を踏まえると、作中作の『ピスタチオ』がより深く感じます。

<10/10/23>


『梅雨ノ蝶 居眠り磐音 江戸双紙』佐伯泰英(双葉社)

2010-10-21 | 読了本(小説、エッセイ等)
安永六年四月。佐々木玲圓の新道場も、普請の開始から半年以上の期間を経て、完成が間近。
坂崎磐音から玲圓が新道場に“尚武館”と名付けると聞いたおこんが、それを今津屋に告げると、祝いの品として扁額を寄贈しようと思いつく。
一方、磐音は道場開きの催しの段取りに頭が一杯で連日駆け回っていた。道場の杮落としに、大試合が行われることが決まり、その開催日は五月十日。道場内だけでなく、他からも出場者を募ることになった。
そんな中、木下一郎太が今津屋を訪ねてきた。佐渡の銀山に送られた、庚申の仲蔵ら五人の無宿者が騒ぎに乗じて、逃げ出したという。江戸に舞い戻って、大仕事をしようと企んでいるのではないかと考えられ、大店である今津屋にも用心して欲しいと告げる。
その後、一郎太と磐音が今津屋を出て歩いていると、火事に遭遇。火元は、唐和砂糖漬嵯峨一辰彦の店だったが、何故かひっそりとしている。不審に思い中に入った彼らは、番頭の長右衛門が殺されているのを見つける……“第一章 番頭殺し”、
玲圓と磐音は、扁額への揮毫を頼むべく東叡山寛永寺の座主天慧師の元に出かけた。途中で、中川淳庵の奉公する若狭小浜藩の上屋敷前を通り、藩主・酒井修理大夫に遭遇。技量を確かめた上で、意に叶うならば藩に篠田多助も試合に出場させてくれないかと頼まれる。
そして寛永寺からの帰り道、玲圓から道場を引き継ぐつもりはないかと持ち掛けられた磐音。それに絡むおこんや父、自らの今後についてなど、道々であれこれと思い悩んでいた磐音は、不意に何者かに襲撃されたが気づくのが遅れ、思いがけず深手を負ってしまう……“第二章 不覚なり、磐音”、
磐音は、傷は順調に快復、すでに身体を動かせるほどになった。道場の話をおこんにも打ち明け、父に新たな道に進む旨を綴り、手紙を認めた。
そんな中、試合の面子の選抜も進むが、さすがに怪我が完治していない磐音は欠場することに。
そこへ、一郎太が、仲蔵が現れたと知らせてきた。品川柳二郎と竹村武左衛門は、今津屋で見張ることに……“第三章 怪我見舞い”、
道場の杮落としが三日と迫り、出場者三十六名が出揃った。
磐音は、傷もだいぶ快復し抜糸したことから、ひさびさに湯屋に行った後、今津屋へ。ところが磐音とすれ違いで、湯屋に行った武左衛門がいつまでも帰らないという。捜索の末、飲み屋で酔いつぶれて発見された武左衛門。店の亭主によると、謎の女に飲まされていたようで、竹村の寝言から、その名がおさいというらしいと推測された。それは仲蔵の一味で引き込み役をしている千面のおさいで、今津屋に押し込むべく、武左衛門に近づいたのではないかと考えた磐音たちは……“第四章 千面のおさい”、
試合当日。対戦が粛々と進む中、いよいよ五人に絞られた。その中で、ひとり不戦勝となる無外流の山田傳蔵が、怪我がだいぶ快復したらしい磐音の様子を見て、戦わせてほしいと言い出し、急遽、磐音を加えて四回戦を行なうことに……“第五章 四十一人目の剣客”を収録。

シリーズ第十九弾。道場がいよいよ完成するとともに、磐音に道場を継ぐ&養子縁組話が舞い込んで、あれこれ考えてる間に不覚を取って珍しく大怪我したり~なお話。
彼を狙った刺客が言った言葉からすると、黒幕は大物っぽいですが…。

<10/10/21>


『マリアビートル』伊坂幸太郎(角川書店)

2010-10-20 | 読了本(小説、エッセイ等)
アル中の元殺し屋である木村雄一は、六歳の息子・渉をデパートの屋上から突き落とし、重傷を負わせた中学生・王子慧が、盛岡行きの東北新幹線<はやて>に乗るという情報を得て、復讐すべく乗り込んだ。首尾よく相手を発見するも、それは狡猾な王子の罠で、逆に意識不明で入院している渉に危害を加えると脅され、彼の言う事を聞く羽目に。
一方、裏の世界で恐れられている男・峰岸良夫から、誘拐された彼の息子を助け出し、身代金の入った黒いトランクを取り戻してくるという依頼を受けた二人組の腕利きの青年たち…文学好きの“蜜柑”と機関車トーマスをこよなく愛する“檸檬”。首尾よく都内に監禁されていた息子を助け出した彼らは、盛岡の峰岸の元に向かうべく、<はやて>に乗り込んだ。
さらに、仲介人・真莉亜の受けた、<はやて>の中から黒いトランクを盗み出して、新幹線を降りるだけ、という簡単な仕事を遂行することになった男・七尾。
首尾よくトランクを手にした七尾だったが、生来の運の悪さを発揮し、彼を仇敵と狙う男・狼に出会い、新幹線を降り損ねてしまう……そのトランクは蜜柑たちが運んでいた物。
やがてトランク盗難に気づいた蜜柑たちは、その捜索に気をとられている隙に、峰岸の息子は何者かに殺害されてしまう。峰岸にこの事が知れては、彼ら自身の身が危ういと焦る。
そんな中、ただならぬ雰囲気を察知し、彼らを撹乱するように動く王子と、その指示に従わざるを得ない木村は……

『グラスホッパー』の続編、というか姉妹編的な感じ?
さまざまな思惑の元、盛岡行きの新幹線に乗り合わせた人々の攻防戦。
どこにでもトーマスを引き合いに出してくる檸檬とか、笑っちゃうくらい運の悪い七尾などのキャラクタのコミカルさもさることながら、息をもつかせぬ展開でとても楽しめました♪

<10/10/19,20>

マカロン’10秋@スタバ

2010-10-19 | スイーツ
 キャラメル、チョコレート、スイートポテトの3種。
 スイートポテトのみ初。
 上が黄色、下が紫のマカロン生地で、中にほんのりさつまいも風味のクリームが挟まれています。
 マカロンの色はさつまいもの色をイメージ(皮と中身)しているのかなぁ。

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