『海馬が耳から駆けてゆく 5』菅野彰（新書館）

タヌキの出る町へ引っ越し、医者に行っては薮医者ばかりに当たる著者。
うっかり“40になるときに振り袖を着る”といってしまった友人の作家・月夜野亮嬢の言質をとり、彼女に振袖を着せ40歳を祝うパーティを画策。周囲の人々を盛大に巻き込みつつ行なった、そのパーティの顛末と出席者のコメント等々で綴る爆笑エッセイ。

一応、最終巻。
いつもの如く抱腹絶倒なエッセイなのですが（今回はパーティがメインっぽい内容）、15歳で遠くへ旅立ってしまった愛猫・ニャン太のエピソードは号泣です（涙）。

<08/10/14>