阿良々木暦の2人の妹たち……火憐と月火は“栂の木二中のファイヤーシスターズ”と呼ばれている。
中学3年生で火憐が実戦担当、中学2年の月火が参謀担当で、あちこちのやっかい事に首をつっこんでいる。暦曰く、彼女たちの行為は“正義の味方ごっこ”。彼の自慢の妹たちで、どうしようもなく……“偽物”。
7月29日、一応恋人であるはずの戦場ヶ原ひたぎに拉致監禁されていた暦は、月火から助けを求めるメールを受け取った。火憐に何かがあったらしい。家に戻った暦を待っていたのは高熱に魘される火憐。どうやら、彼女たちが関わっていた事件がらみで怪異に遭った様子。そこには、暦がたまたま出会い、ひたぎに監禁される原因にもなった、不吉な男・貝木泥舟が関わっているらしく……第六話 かれんビーを収録。
……と、あらすじを書いてみたものの、前半は、ひたぎに拉致監禁された暦が、そこに至るまでの自分の行動を振り返ってるだけ(例によって趣味200%な感じで/笑)な上に、あっさりとした結末。
下巻は月火のお話のようですが、前振りのある真宵の件も何か絡んでくるのかなぁ。
<08/10/5>