黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ねじまき博士と迷い猫』樹川さとみ(集英社)

2007-02-03 | 読了本(小説、エッセイ等)
アレックス博士は、16歳にしてカラクリ作りの天才。その性格は偏屈で、人間嫌いの変人。そして研究の邪魔をされるのを何より嫌っていた。
そんなある日、彼の元にひとりの子供がやってきた……その子供は、行方不明中の彼の祖父の友人であったカシュー博士が見つけ保護していたが、彼が亡くなり、その遺言により、後見人としてアレックスと同じ名を持つ祖父を指名していたのだった。
しかし、森の動物に育てられたという野生児であるリーは、次々と騒動を起こしては、博士の研究の邪魔ばかりいて……。

ほのぼのドタバタな感じで微笑ましいです。
アレックスが作ったカボチャ頭の機械人形・ジャックの存在も微妙な力の抜け加減に一役買ってますね(笑)。

<07/2/3>