黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『蟲師 8』漆原友紀(講談社)

2007-02-25 | 読了本(漫画)
冬山で足を怪我し、弱っていた蟲師・ギンコが助けたのは、昼も夜も眠りを取らず、農事に精を出す男。その地は何故か雪の時節でも、青々と実りをたたえていた。その秘密に蟲が関わっていることを見抜いたギンコだったが……『潮わく谷』、
ギンコが迷い込んだ冬の山。どれだけ歩いても何故か山から出ることが出来ないそこは、春の訪れを拒むかのようにすべてが眠ったままで……『冬の底』、
寂しがり屋で病弱な少女・ゆらは、発作が起きると元女中として働いていたスミの元へと意識をとばしていた。その危険性について説くギンコだったが……『隠り江』、
雨を望む地で、雨の訪れを告げながら旅をする女・テル。彼女には思いを寄せる男がいたが、一緒に暮らせぬ事情があった……『日照る雨』、
死んだ者を山の沼地へ葬る風習のある里で奇妙な病が蔓延する。死者の骸が消え“山へ帰る”7日間は山に入ってはいけないという掟があったが、その禁を破ったものがいたらしい。その病は蟲が原因だった為、人々に薬を渡したギンコ。しかし一人だけそれが効かないものがいて……『泥の草』の5編を収録。

『日照る雨』が切なかったです~(涙)。
そういえば、今月いよいよ映画公開ですが、オダジョーのギンコはどうなんでしょうね…;

<06/2/25>


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