『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦（角川書店）

大学のクラブの後輩“黒髪の乙女”に恋をした“私”。結婚することになったクラブのOB・赤川先輩の祝いの席に参加した“私”は、そこに彼女の姿を見、後を追うが果たせず。彼女は、さまざまな人に出会いながら、夜の京の街を渡り歩き……『第一章 夜は短し歩けよ乙女』、
想いを寄せる彼女が、下鴨神社で行われる古本市に出かけると知った私。そこで見知らぬ少年に付きまとわれつつ、彼女の姿を探す。やがて彼女が、ある絵本を探していると知り……『第二章 深海魚たち』、
“ナカメ作戦”(なるべく彼女の目にとまる作戦、の略)を展開しつつも、なかなかそれが結果として現れない日々を送る私。学園祭でゲリラ的に上演される“偏屈王”と“プリンセス・ダルマ”の物語の行方は……『第三章 御都合主義者はかく語りき』、
京の街中で風邪が猛威を奮う中、風邪の神様に嫌われているかの如く、一人だけ無事な彼女。どうやら蔓延している風邪は、李白さんのものらしく……『第四章 魔風邪恋風邪』を収録。

アンソロジーで第一章を読んで、気に入っていた作品でしたが、全部読むとさらにぶっとんだ作品ですね（笑）。
彼女は、めちゃめちゃキュートでラブリーvv…の一言に尽きます(笑)。

<06/12/28>

マカロン＠ノリエット

　バニラ、フランボワーズ、チョコ、紅茶の4種類。
　前に見た時にはもうちょっと種類があったような気がするのは、気の所為？（あるいはクリスマスだったので置いていた種類が少なかったのかも）
　外はさくっと、中はしっとり、な感じ。
　
　ノリエット：東京（新宿高島屋）
　

『心霊探偵八雲 5 つながる想い』神永学（文芸社）

15年前に、一家惨殺事件が起きたある屋敷。
その事件の犯人として指名手配され、未だ逮捕されずにいた男が今になって姿を現した。そんな彼を追った後藤たちだったが、目の前で逃げられてしまう。
そんな中、事件現場となった館を撮影したビデオを入手した新聞記者・真琴は、そこに映っていた血まみれの女性の顔について相談すべく、八雲の元を訪れる。
しかし八雲は、ビデオを見た途端、席を立ち、そのまま消息を絶った。
そして、後藤刑事も事件現場の屋敷で姿を消す。
残された晴香は、そして石井は、それぞれに彼らを救うべく奔走するが……。

八雲の母などについてもだいぶ明らかに。
晴香と八雲の距離もかなり近づいた感がありますね♪

<06/12/27>

『箱はマのつく水の底！』喬林知(角川書店）

コンラッドとも離ればなれになり、ヨザックも失ったマ王・渋谷有利。視力もほとんど失われ、小シマロン王・サラレギーとふたりきりで、聖砂国内を移動することになったが、彼に心を許すことはできないでいた。
一方、地球では、異世界で消息を絶った有利を心配して、村田たちが行動を起こしていた……。
階段から落ちた、有利と村田が入れ替わる短編『マ王陛下の花嫁は誰だ!?』も収録。

かなり鬱々な展開の本編;
……それだけに、短編のギャグ満載なのが救い(？)です(笑)。

<06/12/26>

花の子ぶた＠鎌倉五郎

　会社用に買って帰った東京土産。
　こぶたの顔型のお菓子（笑）。抹茶あんと桜あんの2種類入りです。
　抹茶あんの方には胡麻だれが、桜あんの方にはさくらんぼペーストがそれぞれ中心に入っています。

　鎌倉五郎：東京・神奈川

フルーツケーキ

　あやめ草さんからいただいたお手製のケーキ……クリスマスプレゼントです♪
　今回は、洋酒やスパイスの効いたフルーツやクルミ等が入った、フルーツケーキでした。
　もちろん美味しかったです～vv

『“文学少女”と繋がれた愚者（フール）』野村美月（エンターブレイン）

ある日、“文学少女”遠子は、図書館から借りてきた『野菊の墓』のページが欠けていることに気づく。
そんな折、心葉はクラスメイトの芥川の彼女と名乗る女生徒・更科から彼が自分を避けている理由を訊ねて欲しいと頼まれる。しかたなくそれを果たすべく、彼の後を追った心葉は、彼が本を切り裂くのを目撃。
同じくその現場に居合わせた遠子の提案により、何故か文化祭で、武者小路実篤の『友情』の劇に出演することになった心葉たちだったが……。

芥川くんがここまで彼らにからんでくるキャラクターだとは思ってませんでした……終盤でさらにひねられていて、とある事実にさらに驚き(笑)。
『友情』は読んだことがなかったのですが、ちょっと読んでみたくなりました。

<06/12/25>

『MORI LOG ACADEMY 3』森博嗣（メディアファクトリー）

初のコラボ企画『カクレカラクリ』も進行しつつ、工作を満喫する日々……2006年4月から6月末分をまとめた、森さんのブログ日記本・第3弾。

特別講師として清涼院さんがちょっと書かれているのもおもしろかったのですが、個人的によしもとばななさんのマニアックなフィギュアに大ウケ(ツチノコが……/爆笑) 。

<06/12/25>

月光ソワレⅣ Romance レポ

　昨年に引き続き九段会館でのソワレ（そして昨年同様、隣の武道館ではアルフィーのコンサートだったらしい/笑）。
　このまま毎年、九段で開催になるのでしょうか？……いつか武道館でもやって欲しいですね～。

　それにしても今回は物販の列が、ものすごかったのです……（途中『Romance』のジャケット撮影場所を発見/笑）。


†セットリスト

1.ロマンス（インスト）
2.ダリの宝石店
3.嵐ヶ丘
4.遊月恋歌
5.春葬
6.コッペリアの柩
7.桜の花は狂い咲き
8.La caleche　～春の雪
9.鎮魂頌
10.月光ソワレ（インスト）
11.ビアンカ
12.彼と彼女の聖夜
13.さいごの戀
14.神の雪
15.百合と夜鶯
16.今宵、碧い森深く

　アンコール
　柔らかな肌（ピアノソロ）
　亡國覚醒カタルシス
　勇侠青春謳
　薔薇獄乙女

†衣装
　月光ストリングスの皆さんは、例年通り黒系でそれぞれに。ヴァイオリンの渡辺さんと杉野さんは、アンコールのみシャツがフリル付きの黒のドレスシャツ（それまでは多分、同じ黒でもシンプルなデザインだったような…）に、襟元に蜥蜴のブローチが付いていました。
　片倉さんは、アンコールのみ登場。遠くてよくわかりませんでしたが、いつも通り黒系のスーツ。

　アリカさんの衣装は3パターン。

①ダリの宝石店～鎮魂頌
　髪は後を編み込んでアップにして（地毛かも）、左前に羽飾り（紫の大きな羽の隣に小さな黒い羽。紫の薔薇がついたもの）。
　紫のドレス…肩は紐。上の身頃の部分は、赤紫のサテンっぽい光沢のある生地にラインストーンを使った刺繍入りで、ラインはぴったりした感じ。胸の下で、もう少し濃い色の紫の張りのある生地に切替があり、そのまま床まで届くロングスカート（裾と脇に上身頃と同じような刺繍入り）。ふんわりしたＡラインを描いていて、中には多分パニエ着用。登場時には、スカートと共布のショールを肩にかけていました。
　黒の長手袋（サテン？）を着用。
　アクセサリは、赤っぽい石のついたイヤリング。その周りをダイヤっぽいきらきらな石が囲んでいる感じのデザイン。ネックレスは、うねうねした感じ（？）のデザインのもの。

②ビアンカ～今宵、碧い森深く
　髪は、金髪のゆるくウェーブのかかったウィッグ（腰くらいまでの長さ）。左前に大きな白い薔薇（くちなしっぽくも見えるのですが）他、少し小さめの花や葉が配置されたヘッドドレス。そこから後ろに蔓が何本か伸びていて、髪と交じり合う感じ。
　白のドレス…肩は紐（ラインストーン付きか、細い鎖？）。上身頃は①と同様にぴったりした感じで、お花モチーフの刺繍入り。ウエストからシフォンのふんわりしたラインのスカートがはじまり、床までのロングスカート（パニエ着用）。裾と脇にお花（三色すみれっぽいような…）の刺繍。腰のあたりにヘッドドレスと同様の薔薇などがいくつか付いていました。
　靴は黒の厚底靴（多分3パターンとも同じ靴）。
　アクセサリは、先にピンクっぽいドロップ型の石のついた長めのイヤリング。首を覆う感じのレース編みのモチーフのようなチョーカー（といっていいのか悩みますが）。

③アンコール（亡國覚醒カタルシス～薔薇獄乙女）
　髪は逆立てた感じの黒のウィッグ（ちょっと長め）。左前に黒のリボンとラインストーンの付いたアクセサリのようなもの。
　黒のドレス……タイトなラインのスリップロングドレス。胸元が別布でリボンっぽい（ラインストーン付き）。
　黒の長手袋（サテン？）。①のものとはちょっと違って、二の腕に近いところにレースとリボン付き。
　アクセサリは、左薬指と右中指に指輪。右手首にブレスレット。色はシルバー系。

†（MCより）今後の予定。
・来年は、ドイツやアメリカなどから（アニメ関係のイベントへ）オファーがきているので、海外進出の予定があるとか。
・春にはローゼンメイデン系の曲を収録したベストアルバムが発売予定。夏には、オリジナルアルバム『direttante　2（仮？）』を出して、全国ツアーも。


　ホールの温度が高くて（観客の熱気？/笑）、途中から具合が悪くなってしまい、記憶が曖昧；
　個人的には、今回こそは聴けるかなぁと思っていた『楽園喪失』がなかったのが、ちょっと残念でした；　

　

雪だるま型マカロン＠レ・トラス ドゥ マ

　12月25日までの冬季限定マカロン。雪だるま型です♪
　その場にあった8種類を買ってきたのですが、それが全種類かは謎（笑）。
　味は、お店のガラスケースには書かれてあったのですが、商品には説明等が付いてこなかったので、かなり推定（一応お店で普段出しているラインナップを調べて、あてはまりそうなのを選んでみましたが…）。

　白　ラムレーズン
　薄茶　黒糖キャフェ
　オレンジ　オランジュ？
　緑　ピスターシュ
　薄ピンク（茶）　ショコラ・フレーズ
　薄ピンク（白）　フレーズ
　ピンク　洋梨＆白ワイン
　濃ピンク　フランボワーズ

　食感は、表面がサクっと、中はしっとり。クリームは多めな感じです。
　オレンジ色のだけ、あまり自信が…；（わたしはマンゴーかなぁと思ったのですが、ないみたいなので/笑）
　特に、ラムレーズンや洋梨のが、変わってておもしろかった＆美味しかったです♪

　レ・トラス ドゥ マ：東京（梅が丘）