黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『少年舞妓・千代菊がゆく!さきを越された誕生日』奈波はるか(集英社)

2006-12-08 | 読了本(小説、エッセイ等)
都をどりや日々の忙しさにかまけて、楡崎の誕生日が近づいていることを忘れていた千代菊。
一方、吉乃屋の仕込みさんで、楡崎に思いを寄せる亜紀は、一足先に彼の絵を描きプレゼントしており、下手なものは上げられない雰囲気になり、悩む千代菊。
そんな中、超VIPな楡崎の予約をキャンセルさせてまで、割りこんできた客が……どんな大物が指名してきたのかと構えていたら、相手は都をどりの時に来ていた外国人の美少年セラ・ロチェスターで……『さきを越された誕生日』、
美希也の親友・大隅顕太は千代菊の大ファンで、ファンクラブの会長を務めるほどだが、当然美希也が千代菊であることは知らない。顕太が千代菊にのめり込みそうになるのを思いとどまらせようとする美希也。しかしそんな態度から、美希也が千代菊を好きだと勘違いした顕太は……『親友は最大の恋敵!』を収録。

表題の内容よりも、セラの登場の方に重きを置かれているような…(笑)。
しかも“さきを越された”というより、単に千代菊がうっかりなだけな気も(笑)。

<06/12/8>