黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『タルドンネ 月の町』岩井志麻子(講談社)

2006-12-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
“タルドンネ”……“月の町”という美しい名とはうらはらに、貧しい者たちが住むその集落に生まれた梁仁哲。
偽警官・金永勲として黄鶴洞市場を歩く彼は、次々に女を買っては殺す、韓国全土を震撼させた、未曾有の連続殺人鬼だった。
そんな彼が辿った精神遍歴とは……

実在の事件(?)をモデルにした作品のようです。その所為か、あきらかに岩井さんな女性『竹内麻衣子』も登場(笑)。
思わずくすっと笑ってしまいましたが、作品としてはその辺の話(彼女と恋人の)はなかったほうが良かった気が;(ちょっと余計というか、中途半端というか……その分、他を書き込んで欲しいかも)

<06/12/9>