黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『よつばと!5』あずまきよひこ(メディアワークス)

2006-04-29 | 読了本(漫画)
よつばが隣宅の三女・恵那の部屋に遊びにゆくと、そこには“ロボット”が……『ダンボ!』、
普段お世話になっている隣宅でお手伝いをすることになったよつばだったが……『てつだい』、
コンビニに買物に行ったとーちゃんから留守番を頼まれたよつば。その間に、とーちゃんの後輩“やんだ”がやってきて……『やんだ』、
星の観察をしていた恵那とよつば。そこへジャンボが現れ、みんなで星のよく見える山へ出かけることに……『ほし』、
雨の日。ビデオを返却にでかけたとーちゃんとよつば…… 『あめ』、
夏も終わりに近づいた、ある晴れた日。海に出かけたいというよつばに……『はれ』、
海にでかけたよつばたちの一日……『うみ』を収録。

前巻に引き続き、夏の物語。
ほのぼのですね~。

<06/4/29>

『べっぴんぢごく』岩井志麻子(新潮社)

2006-04-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
母を亡くし、天涯孤独になった乞食の少女・シヲ。村一番の分限者の気違いの娘・とみ子に気に入られ、竹井家で働いていたが、彼女が亡くなって後、養女として迎え入れられることに。「ぼっけえべっぴん」と賞されたシヲだが、シヲの娘・ふみ枝は似ても似つかぬ醜女で、さらにその娘・小夜子は男を狂わす妖艶な美少女、そして初潮をむかえたばかりの小夜子が産んだのは、もはや“人とは呼べぬ”ものだった。
美醜を交互に繰り返しながら、女たちに受け継がれていく血は……。

何と言うか形容し難い、すごいお話でした。
シヲに始まる(正確にはその前の代から)血族が表の主役とするならば、“乞食隠れ”が裏の主役な気がします。

<06/4/29>