黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ツバサ 14』CLAMP(講談社)

2006-04-18 | 読了本(漫画)
『記憶の本』により黒鋼の過去を知ってしまった小狼。
その本は複製本だったが、原本は中央図書館にあり、その原本の中にさくらの羽根があるらしい。しかし、閲覧すら許されておらず、正攻法では入手できないと知った小狼たちは、それを盗み出す為、中央図書館に潜入する。だがそこには本を守る為の鉄壁の守衛機能が張り巡らされていて……。

『記憶の本』編終了。新章に突入しましたが、最後のあの舞台からすると、あの人たち登場でしょうか?(笑)

<06/4/18>

『ウースター家の掟』P・G・ウッドハウス(国書刊行会)

2006-04-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
ダリア叔母さんに、トム叔父さん御執心のアンティークの銀製ウシ型クリーマーを骨董屋で貶してくるように、頼まれたバーティー・ウースター。
折りしもそこで、以前とある事情により婚約する羽目に陥ったマデラインの父で、トトレイ・イン・ザ・ウォルドの治安判事、サー・ワトキン・バセット(パパバセット)とその友人、ロデリック・スポードに遭遇。バーティーを犯罪者だと思い込んでいる彼の前で、さらに失態を見せてしまうバーティー。
そんな中、バーティーの学友、ガッシー・フィンク=ノトルから、その婚約者、マデライン・バセットとの婚約破談の危機に助けを求める電報が届く。
一方パパバセットにウシ型クリーマーをサー・ワトキンに買われてしまったトム叔父さんは、交換条件としてトラヴァース家の至高の料理人・アナトールを譲り渡すと言い出したから、大騒ぎ。ダリア叔母さんは、バーティーに件の品を盗み出すように言い渡す。
さらにバーティーの友人でありマデラインの従姉妹、スティッフィー・ビングと、バーティーの学友で彼女の婚約者である牧師ハロルドの婚約危機、ガッシーがパパバセットの悪口を書き連ねた茶皮の手帖を紛失、スティッフィーが盗ませたオーツ巡査のヘルメット等々……一難去ってまた一難、さまざまな問題の為に奔走するはめになるバーティー。そしてジーヴスの出した名案とは?

何かもう、気の毒になるくらい“ウースター家の掟”(友人を落胆させてはいけない、女性から求婚されたら断ってはいけない等々)に縛られているバーティー。しっかし…寄ってたかって、あれ盗んでこい、これ盗んでこい…って皆さん、バーティーの扱いが酷すぎ(笑)。

<06/4/18>