黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『卵と小麦粉それからマドレーヌ』石井睦美(BL出版)

2006-04-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
中学に進学したばかり菜穂は、川原亜矢という少女に話しかけられたことをきっかけに親友に。
読書家の彼女から贈られた本を読み、12歳最後の日を過ごした翌日の誕生日。
専業主婦で、料理上手の菜穂のママが爆弾発言を……料理を勉強する為に、パリへ半年間の留学したいのだという。不安や不満から、ついつい反抗的な態度をとってしまう菜穂だったが……。

素敵なお話でした♪
子供目線からいえば、突然母親がいなくなってしまうのは衝撃でしょうが、それを許容できることで、ひとつ大人に近づく感じが微笑ましいですね。

<06/4/27>

『恋のドレスは開幕のベルを鳴らして』青木祐子(集英社)

2006-04-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
恋を叶えるドレスを作ると評判の仕立屋・薔薇色(ローズカラー)……けれどその店主であるクリスは、男性が苦手ないたって内気な少女。
ある日、買い付けの為に訪れた街で、ひょんなことから、再起を賭ける女優マーガレット・ベルの相手役を務めて欲しいと頼まれるパメラ。その申し出を断るも、その舞台『楽園』でのマーガレットの衣装を、薔薇色が手がけることになる。
しかしその準備の為、舞台に出かけたクリスは、そこで彼女の心を脅かす“闇のドレス”の気配を感じ……。

“ヴィクトリアン・ローズ・テーラー”シリーズの第2弾。
タイトルがだんだん長くなってる気が……(笑)。

<06/4/27>