黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『月光ゲーム』鈴木有布子/有栖川有栖(マックガーデン)

2006-04-11 | 読了本(漫画)
英都大学に入学した、“アリス”こと有栖川有栖。サークルを探していた彼は、中井英夫の『虚無への供物』を持つ青年・江神二郎と出会い、望月周平、織田光次郎の所属する推理小説研究会に入るまでを描く……『予告編』、
夏合宿の為、矢吹山のキャンプ場へと出かけたEMCのメンバーたち。偶然一緒になった他大学のグループの面々総勢17名の学生たちと共に和気藹々と楽しむ彼ら。
ところが山が噴火し、様相が一変。陸の孤島と化したキャンプ場で殺人が……『月光ゲーム』、
EMCのメンバーに、アリスが“犯人当て小説”で挑戦してきて……『殺刃の家』を収録。

鈴木さんの絵は、学生シリーズの雰囲気にぴったりですね~♪
かなりコンパクトにまとまってましたが、もうちょっとページ数を増やしてもらってもいいかも。
『殺刃の家』の配役に、爆笑しました(江神さんが新米刑事/笑)。

<06/4/11>

『びっくり館の殺人』綾辻行人(講談社)

2006-04-11 | 読了本(小説、エッセイ等)
ある日、古本屋で見つけた一冊の本……鹿谷門実著『迷路館の殺人』。その本の存在が、遠い昔の記憶を蘇らせた。
当時小学6年生だった永沢三知也は、ひょんな事から“びっくり館”と呼ばれる、謎の館に住む同い年の少年・トシオと友達になる。
館には彼の祖父で館の主・古屋敷龍平と、トシオの亡き姉・梨里香に生き写しの腹話術人形『リリカ』がおり、リリカには彼女の為の部屋が与えられていた。
クリスマスの晩、館でのパーティに招かれた三知也たちは、密室状態の“リリカの部屋”で、古屋敷氏が亡くなっているのを発見し……。

一応、館シリーズ最新刊(笑)。
子ども向けの“ミステリーランド”での刊行ということで、幾分あっさりめかも。
イラストが綺麗です~♪

<06/4/11>