春の土曜日の昼下がり、親友の高橋と行った奇妙な見世物“カメラ・オブスキュラ”。そこに映し出された水族館に、絶対にあるはずのない、地下への階段を見出だした高校生・広田義一。
恋人・良子に誘われて試した、こっくりさんが告げた言葉……“チカニハイルナタレカヒトリハシヌ”。
やがて霊界ラジオに魅入られた高橋は狂気の海に沈み、町の存在する不自然な水族館の建設には、謎の新興宗教・白神教が絡んでいることを知る……。
先頃数年ぶりに新刊を出された稲生さん。以前気になっていたものの、読みそびれていたこの作品をふと思い出し、古本屋さんで買ってきました(笑)。
結末はいろいろ曖昧なままなので、ミステリというよりは幻想小説な感じ。
そういえば、角川の“ミステリ倶楽部”レーベルっていつの間にか消滅しちゃってますね;
<06/4/22>
恋人・良子に誘われて試した、こっくりさんが告げた言葉……“チカニハイルナタレカヒトリハシヌ”。
やがて霊界ラジオに魅入られた高橋は狂気の海に沈み、町の存在する不自然な水族館の建設には、謎の新興宗教・白神教が絡んでいることを知る……。
先頃数年ぶりに新刊を出された稲生さん。以前気になっていたものの、読みそびれていたこの作品をふと思い出し、古本屋さんで買ってきました(笑)。
結末はいろいろ曖昧なままなので、ミステリというよりは幻想小説な感じ。
そういえば、角川の“ミステリ倶楽部”レーベルっていつの間にか消滅しちゃってますね;
<06/4/22>