東西の重賞がレコード決着で京成杯は1.30.3の世界レコードの驚異的なタイムだった。台風の影響で雨になるかと思ったが、絶好の良馬場だった。昔はやった表現のテレビ馬のようなおおにげを打ったが止まるどころか、後続が仕掛ける間もなく逃げ切ってしまった。鞍上の横山騎手のしてやったりの騎乗ではなかったか。２０１２年のレオアクティブも1.30.7のレコード勝ち。京成杯AHこれで五勝目、ベテランのまさにいぶし銀の騎乗だった。前走３１秒台の驚異的な末脚のロークエストは落鉄のおまけつきの敗退。あまりに早い上がりに疑心暗鬼だったけどデムーロの追切での気合いにかけてみたが、こちらも不発だった。
勝ちタイム1.06.7勝ち馬はタワーオブロンドンだった。パドックでも中一週とはとは思えない位、ゆったりとしていてよい仕上がりに見えた。内枠にマテラスカイとラブカンプーが入り、前半から11.9,10.3,10.8の３３．０秒で超のつくハイペース。結果論だが三番手で追走したファンタジストは二着に粘ったのだから、この馬は強い競馬をしたのではないか。狙いのダイメイプリンセスは４コーナーでは手ごたえがないかと思ったが、よく差を詰めてきたが、いかにも時計が早すぎた感がある。３着に食い込んだイベリスは狭いところをこじ開けて３着なので今後の上がりしろがあるのではないか。14ｋの体重増加は充実の印か。
