競馬も新時代に入ったなと確信させる一日になった。4レース中、2レースを日本馬が制した。サトノクラウンは勝負あったと思えた位置から見事な差し切り。モーリスは出遅れ気味の位置から好位にとりつき、最後の直線は力強く抜け出してきた。ジャパンカップを制したスクリーンヒーローの子供らしく、海外での活躍も頼もしい。レースはライアンムーアの素晴らしい騎乗で完ぺきな勝ち方だった。素晴らしい騎乗技術はさすが世界一を思わせる見事な騎乗だった。今回のレースで引退と聞いたが、モーリスの産駒がどんな活躍をするのか今から楽しみだ。内心期待していたラブリーディは4着に終わったが、良いレースだった。
人気馬の1枠、初の関西遠征、G1のペースなど敗因を後から考える時の要素が少なからずあった中で、全く関係ないような安定した勝ち方だった。出遅れ、大外を回って追い上げたリスグラーシュはもう少し不利なく流れていれば、際どい勝負になったと思わせた一戦だった。レーヌミノルは頑張ったけど、これおからの上積みはあるのだろうか?粘り強いレースをしているので主戦が戻ればまた違った持ち味を引き出してくれるかもしれない。ジューヌエコールはパドックでよく見えあた割には走らな過ぎた感がある。それにしてもにしても勝ち馬は強いの一言だった。馬も強いし、鞍上も絶好調でちょっと手がつけられなくなってきた。年末までの戸崎騎手とのリーディング争いに注目だ。