CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

徹底抗戦

2009-09-08 21:37:20 | 読書感想文とか読み物レビウー
徹底抗戦 著:堀江貴文

いわゆる、ホリエモンの本であります
ライブドア事件というものが
そもそもなんだったのか、頭悪い私は
未だに理解しておりませんが、その頃のお話とかも
色々かいつまんで書かれていた自著であります
まず、内容というか、全体についての感想をば

田母神さんの本と似てるなぁ

そんな具合でありました
もしかしたら、ライター雇ってて、同じなんじゃねぇのか?
そう感じたのでありますところ
文体というか、言い回しや、言葉遣いの端々が
凄い似ていると思いました
もしかすると、日本人がこういう本を書くと
自然とそんな語り口になってしまうのかもしれない
とか、なんとか
思ったりなんだったりするのでした
面白くないわけじゃないのです、内容はなかなか興味深いんだが
なんか、バラバラの印象になってしまって
結局なんだったのかよくわからんという感想になってしまうー

さて、それは置いておきながら
読み終えてみて、途中で触れられていたことと
もう一つ違和感があるんじゃないかなとも思ったのであります

まぁ、確かにすげーことになったような気がするし
当時は大騒ぎだったんじゃないかなとか
他人行儀なことを思ってしまうわけでありまして
当時、まったく理解されず酷い目にあわされていくという
いわゆる社会的抹殺風景を味わったというあたりは
凄くかわいそうというか、なんとも凄惨だと思うのでありますところ
憤懣というのか、社会正義なんていうものじゃなくて
自分の正義を傷つけられたことに
痛く立腹しておるというのは凄く伝わる内容でありまして
色々大変だったんだなと思うところ

その大変だったときに考えたこととかを
結構暖かい感じで書かれているので
より一層、読んで考えさせられるというか
つっこみを入れられるような具合になっていて
もしかすると狙って書いてんじゃないかしらとも思うんだが
騒いでいたところも凄いところだったんだろうが
その凄いところのもう少し外側に
それほどでもなかった人たちもこれまた
わんさかおるんでないかしらと思うところ

ほとぼり、というのは怒られそうでありますが
醒めてきてようやく大丈夫というあたり
これは、結局その盛り上がっているという層が
あったのは確かなんだが、それはそういうものであって
その外側では、ああ、そうだったかな、どうだったかなと
ほとんど気に留めてなかったんでないかしらと
思ったりなんだったりであります

ただ、一番懸念して書いていた
この内容の真実、結局有罪だったかどうかすら
興味なかった人たちは触れることもできず
結果的に、その時に悪評がたってたから
多分そうだったんだろうという、風評になって
今にいたっておるのは間違いなく
この本を出して、少しでも抗弁できたのは
ステキなことじゃないかなとか、偉そうな物言いで
書き殴ってしまうのであります

思うところがたくさん出てきたという点で
この本はすごい面白かったといっていいなぁと
思ってしまうところ
内容の真偽を疑うではないけども、
本人が他人を信じられなくなったとか書いてあるあたりも
色々疑わしいと思ってしまうのも
また素直な感想でありまして
誰に言い訳してんだかわからない内容ですが
ひさしぶりにたくさん書いてしまいました、メモ


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