CLASS3103 三十三組

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【読書】世界のスノードーム図鑑

2022-12-10 21:05:36 | 読書感想文とか読み物レビウー
世界のスノードーム図鑑  著:カルロス矢吹

世界のという冠に嘘はないけども、著者が方々で土産物として買ってきた
スノードームコレクションの一言解説集といった感じであります
正直そんなに興味ないしなーと思いつつ読んだというか、見たというか、
実際はコメントをいちいち拾っていくと結構時間がかかる代物で
何を楽しんでいるのか、よくわからなくなっていたんだが
水が入っていないスノードームとかも存在するんだそうで、
なるほどなぁとムダ知識を得て楽しんだのでありました

とりあえず、ほっとくと水が濁ってくるというのが一番衝撃的だったんだけども、
水も抜けてくるし、まぁ、あんまりよいものではないわなと
改めて思い知ったのであります
割と粗悪品も多いような気がするし、書かれていた通り、
だいたいが中国製なんだろうから、その内自壊しそうだよなと
眺めてしまうのでありますが、
この本をして、中国では案外見つからなかったというのが
世の中の面白いところだなと思わされたのであります
いっぱい作ってるから、自分ところのをと誰も考えないというのが
中国という国の何かを色濃く表しているエピソードのようでよかった
実際は、いっぱい売ってそうな気もするんだがな

日本のものも、外国人向けに作られたものが大半で、
そりゃそうだというか、世界的にもお土産の定番なんだなと
その割に持ち運びが大変というか、よく割れるという弱点を抱えているので、
その内滅びそうな分野じゃないのかと考えてしまうんだが、
もう200年近く売られているようなので、
これからも、細々続くのでありましょう
コレクションするにしても、全体像がわからない世界というか、
日々新しいのが作られそうだよなと思ってしまうと
集める対象としてどうなんだろうと思ってしまったんだが、
多分そういうことではなくて、
土産物というその役割を担うことができる、貴重なアイコンという意味で
スノードームは存在しているのかしらとか思いながら見たのでありました

写真がだいたい同じ大きさだったので、あんまりピントきてなかったが
人差し指サイズみたいなのもあるらしく、
スノードームといっても、色々だよなと改めて思い知ったのでありました
奥が深いといえば深いけども、
不思議なジャンルの物体だよなと思うのである


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