CLASS3103 三十三組

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青天を衝け  栄一と桜田門外の変

2021-04-11 21:05:29 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「青天を衝け」
視聴完了であります
幕末ビッグイベントのひとつ、桜田門外の変でありました
副題が、無理やり栄一と絡めているけど、関係ないよね
でも、地方の人ってだいたい、そういう感じで知ってたんだろうな
このテロ事件というのが、全国でどう扱われていたのか
ちょっと気になるなと、物語の本筋と異なるけど
興味がわいたのであります
今回は、たまたま江戸に出ていた同郷のつてで聞くって感じだが
どこもそんな按配だったんだろうか、
そもそも、興味なかったのかねぇ

お父っつぁまが言うとおりに
農民の分際、分限というものがあって、
大半の人は興味なかったのかもなぁと想わされたりしたのであります
ドラマである以上、若者が攘夷にあてられて
あーだこーだというのは、なんとなし、ありそうだけども
血洗い島あたりの田舎でもそんなだったんだろうか、
関東だから特別なのかもとか思うところである

まぁ、最初の嫁となんとなし、いちゃいちゃしているシーンの
本当にもう、心の底からどうでもいいわという感じ、
視聴者の声を代弁するお父っつぁまの台詞が抜群によかった
いや、悪い意味ではなく、あのシーン好きなんだけども
あの新婚の、本当にもう、どうでもいいわというのが
最高に極まった感じが凄く好きだった

その裏で、というでもないけど、
江戸では大獄が大盤振る舞い(違う)されていて
左内が捕まったと思ったら、松蔭先生ともどもあっさり殺されてと
あの当時の弾圧の凄まじさみたいなのが
なんとなし伝わるようでよかったのである

そして、象徴的に雪を降らせて
見事な変が描かれていたわけだけども、
あの様子を喜作たちが喜んで語っているところで
まず鉄砲というあたりから入っているのに
ちょっと違和感があったようにも思うんだが
案外あんなもんだったんだろうか、
武士が討つといえば刀だろうと、そういう時代だったように思うから、
鉄砲云々は隠されて、刀で見事にのところだけが
伝承されそうなもんだけどなぁとか感じたんだが
どうなんだろう、このあたりは、古い説が覆ったところだけに気になるのである

井伊は結局のところ、今の将軍への忠義であった
ただそれだけのことだなと、
あの当時の大老という重責を担うには、
もっと大きな観点が必要であったろうけども、
それにしても、あのしがらみの中、うまくやり遂げられたとも思えない
色々、時代が選んだ男であり、選ばれた男が
その役目をきっちりと演じていたようにも思える
そんな変でありました

御老公も死んでしまうし、時代は急速に新しい人物たちへと
バトンをわたしていく、このあたりのスピードが
いかにも幕末という感じでわくわくするのでありました
そう考えると、春嶽があんまり出てこなかったというのも
時勢でありながら、年齢を重ねていたというところも
あったのかなかったのか、このドラマで山内は出てくるのか
気になるところが多いなぁ


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