CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

マジックカット

2006-10-11 08:50:09 | 雑感
残業ばかりでご飯作るのかったりぃよ

そんな呟きをしつつ
どうもインスタントラーメン、いわゆる即席麺を
食べる機会が増加しているこのごろでありますが
ふと、その即席麺において
最近なくてはならないほど使われている技術に
「マジックカット」
というのがあるのです

割と知られてるのかそうでもないのか
よくわかりませんが
ともかく、「この袋のこちら側のどこからでも切れます」
だとかなんだとかといったステキな調味料袋
小袋で、確かに切れ込みが入っている奴よりも
とてもスムースかつスタイリッシュに切れるのでありまして
こりゃぁ便利だと感動しておるのであります

さて、このマジックカット、どうやら旭化成の開発したもので
当然のように特許をとっているらしい、すばらしい
なんて便利な発明なんだと手放しに喜んだのでありますが
これが採用され始めたのが割りと最近、5年程度
しかし開発は十年単位で前のことらしい
曰く、自社だけでは広がらなかったから
ライセンスを外に出して広めてみたとのこと
なるほど、えらいものだ
思ったのでありますが、私も社会人で数年働いているため
なんというか、不審に思うところがあったのであります

ライセンスにして外に出したとはいえ
どうして、各社が採用したのだろうか

確かに、エンドユーザーであるわれわれ消費者にとっては
ステキに使いやすい、便利さではまったくもって
非の打ち所が無い技術のような気がしております
水にぬれるとうまいこといかないとか、まだまだ
問題はあるらしいが、おおよそ立派に働いているというか
便利だ
しかしだ、われわれユーザーは
即席麺の調味料入れにマジックカットが使われているから買う
そういったフローは絶対踏まないだろう
なんたって、使ってあるかわかりゃしねぇんだし

だいたい、それまで別にマジックカットなくても
ちょっと苦戦することがあるとはいえ
ギザギザカットや切れ込みで十分だった技術であります
わざわざ新規導入をするという手間はどうなのか

ここで考えたのでありますが
この画期的発明は、ライセンス料がすげぇ安いんじゃねぇか?
調味料入れに切れ込みを入れるとか
あれがギザギザになっているといったそれらよりも
マジックカットのほうが導入コストが安い
とすれば、なるほど各社がこぞって導入したのがうなずけるのであります
というか、そうに違いないのではないか
しかし、あの加工にどれくらいのコストがかかるかわからないが
ともかく、それを安いと思わせるほど
ライセンス料を低く設定しているとしたら
そのことのほうが企業としてステキすぎる
えらいぞ旭化成

エンドユーザーが確かにあけやすいと支持したとしても
マジックカット導入するために値上げしますといったことには
断固反対するのでありましょう
そんなことするなら、もうちょっと美味しく作れとか思う
俺は少なくともそうだわさ
企業は利潤を求めるわけなので
きっと裏にはそんなからくりがあるんじゃねぇかなと
思ったり思わなかったり
考えつつ生きているのでありました

しかし、マジックカットの導入事例を見ていると
やはり高いというか、少し値の張る即席麺にのみ使われている
そんな気もする、となるとコストを吸収できるくらいの
負荷がやはりかかってんじゃねぇかなとも思ったりするのです
ちうか、調味料入れというか、あの調味料自体が
単体で別途開発というか、調味料メーカで製造されてるとすれば
そちらのコストに入るわけで、
しかもその調味料を単体で販売しているとしたら
ここで初めて、マジックカットの真の実力であるあけやすいによって
経済効果が生まれるのではなかろうかとかなんとかかんとか

もっと頭よくなって
柳沢教授みたいな理論をぶちたいと
思いつつ、今日も今日とて生きているのであります
駄文長々失礼いたします


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2 コメント

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私も素人ですが (あらん)
2006-10-11 11:55:11
マジックカットって加工じゃなく、あの袋の材質の特性じゃないの?

でそのメーカーの材質で袋を作ると自動的にマジックカット仕様になるとか。
レス>あらん様 (管理人)
2006-10-12 08:33:49
材質の特性とは、なるほど

そういうことも考えられますね

少し調べたところ、

簡単に切れるところは、小さい穴をたくさん

空ける加工をしているのだそうで

もしかすると、加工工程のコストが

他より小さいかもと思わないでもないところ

いずれにせよ

業界の人にしかわからないし

わかっても仕方ないんですけどねぇ

気になってしまいます

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