CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台灣縦断旅行記 18 南天宮十八層地獄

2016-11-02 21:45:15 | 台灣縦断旅行記(2016)
今回、二回に分けるべきだろうかと、相当悩みましたが
長尺の一回でお届けしたいと思います
写真ばっかりで語ることもないというか、
写真がメインで全てを物語ってくれているというか
衝撃的だったんだけども、それを
うまいこと伝えられるかわからないまま、進めるのであります

さて、前回の八卦山大仏参拝から、山を降りていく途中、
怪しげな看板を発見する


全部電動?
この響きからして、濃厚な面白臭を感じ取る私、
これは行くしかないんじゃないかと、えらいくだり坂を下りていきます


彰化南天宮
大きなお寺さんを発見したわけですが、
これがまぁ、廃墟みたいな中にあるといっていいのか、
そもそも、ここが廃墟じゃねぇかという具合でありまして
中では、店番(違う)のおばはんが二人で、
賑やかに喋っている



たくさん猫がいたんだが、虐げられてるのか、
手を出すと、物凄い勢いでひっかいてくる

こここそ、知る人ぞ知る、地獄十八層めぐりという、
台灣における地獄をわかりやすく絵解きしてくれるという
スペシャルなスポットでありました
全く知らないで立ち寄りましたが、
B級といっていいのか、マイナーメジャーな感じの
素晴らしい場所であります
50元の入場料を払うと、地獄めぐりができるということで
先ほどのおばはんにチケット代を払うと、
チケットの受け取りとともに、受付席後ろの電源スイッチをオンにする


地獄の入り口

この手作り感というか、なんともいえない
昭和のテーマパークめいたこれに、わくわくが止まらない
物凄い暗がりというか、照明が壊れてんじゃないかと
違う意味でも怖いところを進んでいくと
お約束のように、足下が派手に沈み込む仕掛けが、
さらに物凄い排気音!
ぶしゃーーーーっ、なんていう凄まじい音に、
おっさん(私)が、思わず悲鳴を上げる(本当にもう)


蛇に腕を食いちぎられたと思われる地獄

のこぎりで切断される地獄

腸をひきずり出される地獄

暗がりを進んでいくと、こういった地獄が次々出てくる
というか、この階は全て1つながりになってんですが、
進む度にセンサーが察知して、新しい地獄がライトアップされて
ごろごろと動きだすという仕掛け、凄いぜ全部電動!


逆さで油茹で地獄

うそつきは舌を抜かれる地獄

べっぴんさんにお茶をくんでもらう地獄

最期のべっぴんさんが、物凄い目でこっち見ているという感じで
目が合ったときに、なんだろうか、動けなくなるくらいの
妙な迫力があって驚いたのでありました
最後のは地獄じゃなくて、救いのシーンなのかもとも思ったんだが、
べっぴんさんが怖すぎるので、毒でも盛られてんじゃないかな…
ごうんごうんと、電動の音が響くなか、特に何というでもないのに
このアトラクションに大興奮、
写真撮ってなかったけども、石臼ですりつぶされる地獄や、
棺おけ車にひき殺される地獄とかもありました
面白すぎる、一度通り過ぎてから、もう一度戻って味わってしまった


さらに上階を目指すと、様々なものが見られるとの由

暗がりを進むと、今度は完全にお化け屋敷テイストになりまして、

井戸から凄い勢いでせりあがってくる貞子

半裸で襲い掛かってくる女、いや女が囚われている図だったかもしれない

箒で殴りつけてくるおばはん

このほかにも、キョンシーがいたり、
首がぴょーんと飛び上がるお化けがいたりして、
なんか方向性が間違ってきて楽しすぎる
写真最後のおばはんも、物凄い勢いで箒を振り回していて
本当にこういうおばはんいるなぁと思わされたりして
なんとも楽しいのであります
一人興奮して、写真を撮りまくっていましたが、
ふと我に返って、俺一人しかいないはずだよなと
背後が気になりだしたりすると、恐怖が倍増するという
なんというかな、いやぁ怖かった、面白かった


閻魔様的なお裁き所

西遊記名場面集 猪八戒おいろけシーン

その2 悟空、三蔵法師、蜘蛛精をやっつける

というわけで、全部電動であれこれ動きまくる
音が凄い、光が凄いと、いわゆるお化け屋敷的なものでしたが、
こういうのをまともにというか、
ちゃんと全部くぐったのは初めてじゃないかというくらい
なんとも堪能できたのでありました

これが50元で遊べるなんて、とてつもない僥倖であると
個人的には台灣でも指折りの観光スポットに上げたいのですが
人を選ぶだろうなとも思いつつ、
また、そのうち壊れて動かなくなっちゃうんじゃないかしらと
そんな不安も覚えたりして、気になる人は
是非早いうちに行ってみて欲しいと、宣伝でもないが
書いておくのでありました


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