CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台灣縦断旅行記 31 台中寶覺寺

2016-12-25 19:36:57 | 台灣縦断旅行記(2016)
さて、四日目である
いよいよ帰宅、帰路につくというわけでありますが
飛行機の時間は夕方、昼くらいまでは遊べるというわけで
高速鐵道を使って台中まで移動します


すっかり気に入ってしまった、飯団(ファントゥン)
前日のセットは甘い紅茶だったが、今回は台灣らしく豆乳にしてみる
正直豆乳なんてと思っていたが、間違いでありました、凄い旨い
台灣だからか、どこで飲んでも一緒なのか
このあたりはわかりませんが、この飯団と豆乳の組み合わせが
抜群によかったので、みんなも買うといい 60元也

さて、台中について、もう時間がないからと
あわててタクシーを捕まえて移動開始
前日の高雄が嘘のように、晴れ渡っていたのでありますが
時間が惜しいというのと、台南でタクシーに慣れたというのもあって
今回もさらっと駅前でタクシーを捕まえてみる

運ちゃん「去哪里(チュウナーリ)?」(どこいくの)
私「バオジェスィー(寶覺寺)」
運ちゃん「唖?」
私「これ、これ」

と、「どこいくの」は聞き取れたけども、目的地の発音が悪く伝わらない
仕方ないので、手帖に書いてみせるのでありましたが「宝覚寺」と
日本語漢字で書いてしまったので、もうひとつという伝わってない具合でしたが
とりあえず出発したのでよろしいという具合である

この運ちゃんが、やたらよく喋る、しかも英語でという具合で
なんとなし、しどろもどろ英語でやりとりをしていたんだが
あんまり盛り上がれないなと、冷や汗をかきつつ
20分くらいで無事到着、180元といわれて
あれ、ちょっと高くね?とか思ったんだが、
気にしないことにして目的地へ


寶覺寺(バオジェスィー)
宝覚寺(ほうがくじ)と日本語で発音するそれであります
大きな布袋様で有名なというか、なぜか日本人がやたらやってくることで
地元の人はあんまり興味ない建造物だと聞いている
由緒正しい禅寺であります



なぜ日本人が多いのかといえば、ガイドブックに載ってるからというのが
一番大きなところでありますけども
意外というか、日本とゆかりが深いお寺でもありまして、
二次大戦の戦没者の慰霊をしていることでも有名なのであります
この写真が、慰霊碑であり、霊前でもありました
近くに、あの李登輝総統が建てられた碑もありまして
非常におごそかな場所でありました

日台の様々な戦没者がここに眠っているというわけで、
大きなお堂には、その名前を記した位牌が所狭しというか、
物凄い数納まっていまして、往時の写真なんかも掲げられて
なんとも、しんみりとした気持ちになるのでありました


その他も仏教建築というか、日本のお寺に近しいイメージで
観音様が、今までのような派手やかなそれとは異なる印象でおわします


でも、ここの本堂というか、メインはこちらの建物でありまして
先ほどまでのは、隅というか、もしかすると敷地が別なのかもという感じで
ひっそり建っているのでありますが
この白亜のお堂の中にお寺がありまして
どうも、もともとあったお寺を覆うように新築したような
不思議なお堂、こっちが、ありがたい布袋様を祀るところのようである


中には、ふくふくしい布袋様があらっしゃる
ともかく頭を下げて、拝み拝み、お金お金と
浅ましいことを考えるというか、すがるわけであります


さらに表に出ると、寛いだ布袋さまが
このおなかを撫でると、ご利益があるというのが
これはもう、日本のお寺や神社でもよくあるそれですが
みんなが触りたくるから、てかてかつるつるになっているおなかを
ありがたく撫でる、ついでに頭もと思いましたが
罰当たりはいかんと、とどまった、偉いぞ俺

そして


これが布袋さまの大仏であります
今回は、たくさん大仏というか、大きな建造物を見たなぁと
感慨深くなるところ、仕上げといっていい
なかなかに素晴らしいお姿でありました



ぐるりと一周まわって、彰化の大仏みたいに
中に入れないかと思ったんですが、この日は残念ながら
中には入れてもらえない日だったようで、扉だけ恨めしく見つつ
それでも、今回の旅行中で最大級の晴れ間の下
輝かしい布袋さまを堪能したのでありました

そう、凄い晴れのおかげで、
物凄く暑い、ちょっとしゃれにならないと
台灣の夏を味わったりしたのでありますが
ここにいたるまで、雨ないし曇りで本当に助かったと
胸をなでおろしたのでありました
台灣の暑さは尋常ではない、京都でなれたそれとはまた違う暑さがある

そう思ったりしながら、大変満足して次へと移動を開始するのであります


最新の画像もっと見る

コメントを投稿