武士道ジェネレーション 作:誉田 哲也
とうとう大学生はおろか、進路というか人生が定まってと
武士道女子たちの道行きが描かれていて、
青春小説の印象を残しつつも、
非常に楽しく読み終えられた内容でありました
ずっと続いてほしいような、これで思い残すこともないような
不思議な気分で読み終えてしまったのだけども、
剣道を向き合う二人の少女と様々な人たち、
それぞれの想いと人生が詰まっていて
とてもとても面白かった
まさかの結婚という話がするっと差し込まれてきて、
当たり前のように、人生のステップを確実に進めていく彼女たちの
それでもまた、これまでと同じようなやりとりと、
雰囲気と、地続きの友情がたまらんという具合で、
今回はちょっとだけ、政治的な何かも差し込まれたりして
やや不穏だったりもしたけど、
それを説教臭くするのではなく、いや、実際は
結構説教臭かったようにも思うが、
彼女たちらしい解決というか、ひとつの答えのようなものにたどり着いて
いいなぁと思わされたのでありました
政治信条の話は、作品上必要か?と思わなくもなかったけど、
それを通して、実際自分がどうであるか、
どう生きていくかというところに繋がっていくので
これはこれで大変興味深いところでありました
なぁなぁでいくことが正しいわけでもないけど、
どうしても、こういったことから目を背けがちというのに
真っ向から挑んだともいえて、清清しいと
ちょっとだけ思うのであります
まぁ、基本的に関係ないね、よーは自分がどうしたいかだね
なんていう割り切りにもみえる生き方は
ただただまぶしいとも思えたりするのでありました
複雑な家庭の事情も交えつつ、
何かに取り組むことで成長していく、
或る人からは、表舞台から消えたといわれるような生き方でも
そこで十二分に生きている、自分がどうしているかというのが
とても大切だと、きわめて当たり前の人生訓を
ひしひしと感じさせてくれて、
しょーもないことで悩んでいる暇があったら、
その場所で考えて、その場所で自分と折り合いなり、なんなりつけて
大人になっていくべきだなと
40のおっさんが、女の子に教えられたかのような感想なんだけど
ともかく、前向きになれるよい小説でありました
面白く読み終えた、いい気分であります、毎回のことだけども
とうとう大学生はおろか、進路というか人生が定まってと
武士道女子たちの道行きが描かれていて、
青春小説の印象を残しつつも、
非常に楽しく読み終えられた内容でありました
ずっと続いてほしいような、これで思い残すこともないような
不思議な気分で読み終えてしまったのだけども、
剣道を向き合う二人の少女と様々な人たち、
それぞれの想いと人生が詰まっていて
とてもとても面白かった
まさかの結婚という話がするっと差し込まれてきて、
当たり前のように、人生のステップを確実に進めていく彼女たちの
それでもまた、これまでと同じようなやりとりと、
雰囲気と、地続きの友情がたまらんという具合で、
今回はちょっとだけ、政治的な何かも差し込まれたりして
やや不穏だったりもしたけど、
それを説教臭くするのではなく、いや、実際は
結構説教臭かったようにも思うが、
彼女たちらしい解決というか、ひとつの答えのようなものにたどり着いて
いいなぁと思わされたのでありました
政治信条の話は、作品上必要か?と思わなくもなかったけど、
それを通して、実際自分がどうであるか、
どう生きていくかというところに繋がっていくので
これはこれで大変興味深いところでありました
なぁなぁでいくことが正しいわけでもないけど、
どうしても、こういったことから目を背けがちというのに
真っ向から挑んだともいえて、清清しいと
ちょっとだけ思うのであります
まぁ、基本的に関係ないね、よーは自分がどうしたいかだね
なんていう割り切りにもみえる生き方は
ただただまぶしいとも思えたりするのでありました
複雑な家庭の事情も交えつつ、
何かに取り組むことで成長していく、
或る人からは、表舞台から消えたといわれるような生き方でも
そこで十二分に生きている、自分がどうしているかというのが
とても大切だと、きわめて当たり前の人生訓を
ひしひしと感じさせてくれて、
しょーもないことで悩んでいる暇があったら、
その場所で考えて、その場所で自分と折り合いなり、なんなりつけて
大人になっていくべきだなと
40のおっさんが、女の子に教えられたかのような感想なんだけど
ともかく、前向きになれるよい小説でありました
面白く読み終えた、いい気分であります、毎回のことだけども