CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

平城宮跡

2015-05-22 21:52:21 | 陶磁器を探す旅と名物
先日、突然思い立って奈良までいきました
足腰の弱りを感じていたので
まぁ、できるだけ歩く、そして飽きないためにも
いったことない場所へ
そんなわけで、やってまいりました平城京

東大寺、春日大社、興福寺といった、
いわゆる奈良公園界隈は
ちょこちょこ遊びにいったりしたものでありますが
こっち側は初めてであります
調べるというか、たまたま奈良市役所の近くに
この遺跡があると聞かなかったら
いくことなかった場所でありますが
いやびっくり、行ってみてよかった
そんなすさまじい場所でありました

とてつもなく広い、まったく何もない、
いや、近鉄電車が走ってる

どう形容したらいいのか迷うのですけども、
平城宮跡という、平城京の遺跡が復刻でもない、
発掘されている場所なのでありますけども
本当にその宮があったとされる場所が
とりあえずだだっぴろい何もない場所に整地されている
なんだろう、ものすごい都会だとはいわないけども、
それなりに街なのに、この、正直、アレだ
無駄に広く、土地が開いているというのは
感動を呼ぶほどでありました
凄いのな、久しく、こんな広い土地見てねぇや

南から近づきますと、朱雀門という
一種きらびやかな門があります
なかなか豪壮だと感動しつつ、門をくぐってみると
目の前には近鉄の線路が、なんといったらいいかな、
奈良時代なのか現代なのか、このちぐはぐさというか
絶妙なバランスが、私のような人種には
たまらんスポットでありました

その線路をわたっていくと、いよいよ平城京の
広い広い敷地に入ります
はるか北には、太極殿という大きな建物がありまして
そちらへ向かいます
あまりの広さ、朱雀門から殿まで、何もない平地を
ただただまっすぐ歩くことができるのであります
本当に、真ん中を歩くというこの行為が
どういったらいいか、凄い気持ちがいい、とても楽しい
私は、どっかおかしいんじゃないだろうか(おかしいんだよ)
そう思いつつも、心浮き立たせて歩くのでありました

太極殿に入りますと、こちらもなかなか凄い
内部にはすめらのみことが、おわしたのであろう
立派な椅子というか、席というか、座がありまして、
そこを囲う四方の天井に四神が描かれている
凄い、本当に感動してしまう
庭先というか、正面から、今度は朱雀門を見ると
これまた見事な眺めというか、ただ広いそれが
なんか、えもいわれぬ感動を呼ぶのでありました

さらに、この近くに資料館や、実際の発掘現場だとか
さまざまに面白いものがあるのでして、
休日なのに、俺しかいないんじゃないかと
それほど空いているのに、こんだけ面白いというのが
なんとも惜しいと、ついつい
奈良を応援したくなるような
見事なそれを体験したので
そっと書き記しておくのでありました

お寺や神社もいいが、これはこれで
見事といわざるを得ない
こうなってくると、紫香楽宮も見に行かないといけないかも
そんな風にも感じるのであります