CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  再び戦を学ばず

2013-12-08 20:40:20 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了いたしました
泣いた、泣いてしまった
覚馬の桜、なんて揶揄していた頃を懐かしんで
思わず、最終回だったとつぶやくほど
非常によい回でありました

八重自身も素晴らしいと思うものの、
やはり、兄つぁまの存在感とその強さというのは
物凄く素晴らしいと感激ひとしおでありました
ここのところ、ずっと過去映像ばっかりでしたが
兄つぁまのは格別であります
若い頃の姿は、やっぱり、若さに溢れているというか
理想を追った志士の一人だとうかがわせるようで
本当に素晴らしいと感じ入る次第であります

内容は、ただただ、兄つぁまや、大殿といった
会津の大物が亡くなっていくそれを追いつつ、
その頃の会津の悲願という名前のもと、
そこで果たしたであろう、歴史的使命みたいなのを
つらつらと描いていて、感激であります
双方を立てつつの、軟着陸というか
実にすばらしいまとめだったように
個人的には、完璧にもっていかれました
これは素晴らしい、こんなによい戦の描き方は
なかなかないとまで思ってしまった

兄つぁまの臨終については、
それまで喋ることのなかった、会津ことばが
急に出てきたというあたりからもう駄目で、
涙が堰を切ってとめどなくといった按配
あの演技、話し、演出全てが
はらはらと胸にきたのでありました
実に素晴らしいものであります

また、大殿のそれを必死に回復しようとした
山川兄弟と、殿の姿によって
会津のそれをうまく昇華したといいますか
いいお話だと、スムースに飲み込めて
本当によいことづくめでありました

いよいよ、来週最終回だそうで
ようやっと、西郷頼母も出てくるしというか、
やっぱりそこが〆にくるかと
楽しみに想いながら
ここまでくると、戦風景はなくとも
安心してというか、納得のまま見終えることができそうだと
ただただ待つのでありました