CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

土曜ドラマ 太陽の罠

2013-12-21 22:06:37 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマ「太陽の罠」
全4回を無事見終わりました
ちょっと拍子抜けだったかなと、
満足ではありながら、納得まではいかない現在であります

久しぶりにNHK名古屋の制作だと
楽しみにしながら見ていたのでありますが、
ハエ女のときのようなコメディではなく、
完全シリアス、出てくる男たちは線が細いけども
それぞれに個性があってというか、
なかなか面白いドラマでありました
主役の若い男二人が、清盛以来というところで、
なんというか、感慨深いものを見たのでありますけども
どちらもいい演技で、思わず見入ったのであります

というわけで、役者さん、とりわけ、AAAの西島さんが、
漫画みたいな線の細さだけど、それがマッチしてというか、
芯のところがしっかりと見える演技で
なかなか見せられたのでありました
もう一人、あまちゃんのお父さんとか、鬼平で忠吾のイメージが
強くなりすぎていて、シリアス大丈夫かしらと
不安に思っていましたが、尾見さんの目力というか、
眼力に殺されそうな仕草と芝居にやられてしまった、
表情だけで、かなりもってかれたように思う
話の内容に、重みを載せていたのは
間違いなくあの演技でありました、凄い

最近流行りの、パテントトロールのお話で、
もっと突っ込んだ経済ドラマかなとも期待してたんですが、
残念ながらそこまでではなく、割となだらかというか、
経済とか、紛争とかのそれよりも
人間の何かを描いたといったほうがよかった内容
パテントトロールの部分と、怨恨の部分がかぶってというか、
もっとどっちかにクローズアップした内容のほうが
見たかったかもなぁと、ストーリーには思うものの
結構スリリングに進む展開は、
考える暇もなく、次々といった具合で楽しかったのでした

ただ、土曜ドラマ枠で経済絡みとなると、
もっと重たいというか、経済に偏った内容を見たいと
願ってしまうのでありまして、
次回は、足尾銅山事件と、またえらいのもってきたなと
今から楽しみにするのでありました