
機材などがもう、一足先にあちらへ向かう為、リハーサルも夕方には終了。
まだ、空が明るいうちにスタジオを後にしました。
といって、半年もたたずにやって来る冬ならば、もう真っ暗。
いくらでも冷たいものが入る今の季節からすると、
もうすぐ、コートを着ていないとならない季節が来るなんて、頭ではわかっていても、身体が想像を拒否するというか(笑)、
要するに、体感を伴ったちゃんとしたイメージがわかないのは、なぜなんでしょうねえ。
良く知ったラーメンや餃子なんて、もう、味も、食感も、食後の満腹感に至るまで、細部をしっかりイメージできるし、
そうでなくとも、例えば一度食べたものでも、美味しかったものなどは、「ああ、あの感じ・・・も、もう一度・・・」と、
やもすると、何年経っても、“ちゃんとイメージできる”というのに。
なぜ、毎年やって来る冬と夏は、その反対にいる時に、こんなにもイメージが出来ないのでしょうか。
まさか、僕だけ・・・ってこと、ないですよね。
なんだか不思議に思いながら、クルマの冷房をガンガンにして、六土さんから(またもや)頂いたCDを聴きながら、帰ってまいりました。
そうなんです、あれからも、また、何枚も頂いておりまして・・・、なんと今回は、100枚近く。
春のツアーの前にも、60枚以上頂いたのです。
これまでの総数では、もう、300枚を超えるのではないでしょうか。
安全地帯の六土さんから、「これ、あげる」と、CDを頂けるなんて。
しかも、どれもロックやプログレの名盤ばかり。
それも、聴かなくなってしまったもの・・・などではなくて、
今でも、六土さんが愛聴しているものばかり。
というのは
「これ、この間、ボックスセットが出たから」
とか
「紙ジャケ(ット)仕様で、最近、再発になったから」
など、新たに買い直しておられて、
「だから、前のはもう聴かないからね」と、僕に下さっているのです。
つまり、内容的には、
“今、六土さんが、買って聴いているもの”
と言えるのですよ。
ものすごい、レア・コレクションですよね。
例えば、今回頂いたものの中には、ドゥービー・ブラザ-ズやロキシーーミュージック、ジェネシスの、それぞれの全アルバムが、入っておりました。
しかもね、それぞれ、発売された年代順に、きちんと整列されて並んで、袋にキレイに入れて下さっているんですよ。
・・・すごすぎ

。
そして、嬉しすぎ


。
「こんなに、なかなか聴ききれないと思うけど」
と言って下さったのですが、かくいう六土さんご本人は、
「こないだ、ロキシーミュージックのボックス買って、全部まとめて、最初から聴いたんだよね」
「はあ、ロキシーって、何枚出てるんでしたっけ?」
「えっと、確か10枚。ライブアルバム入れて。」
いちアーティストの10枚のアルバムを、全部一気に聴くなんて、なかなか出来ることではありませんよね。
・・・それだけ、音楽が、好きでなければ。
まして、ヘッドフォンで聴いたというのですから、その集中力たるや。
六土さんって、ほんと、凄いですよね。
僕もこの“六土・コレクション”大切に聴かせて頂きます。
本当に、どうもありがとうございます。
そして、明日、いよいよ、安全地帯さんの大阪再追加公演であります。
さあさあ、さあさあ。
目一杯、楽しみたいと思います。
あのピカピカのフェスティバルホールでお会いできる皆様、どうぞよろしくお願い致します。
圧倒的天才の歌声を、最高のバンドの職人技の音を、その融合のケミストリーを、心行くまで、楽しみましょう。
最高の時間にしましょうね。
明日の今ごろは、もう終わっているだなんて。
これまた、想像できそうで、やっぱり、できないんだなー(笑)。
とにかく、どうぞよろしくお願い致します

。
あと、僕は、どうにか、あのカレーを・・・

。
どうぞよろしくお願い致します(誰に言ってるんだよ)。
ではー。