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昨年日本でも公開されたインド映画で、話題になった「ロボット」に次ぐイ
ンド映画です。
インドを代表するスーパースター俳優ラジニカーントの主演作ですが、「ラ・
ワン」にもロボット・チッティとしてカメオ出演していますから、彼の姿を3
本続けて見たことになります。
アメリカでのビジネスに成功したインド人実業家シヴァージ(ラジ二カーント)
は、ビジネスで得た大金をつぎ込んで故郷チェンナイに無料の病院や学校
を建てようとします。
しかし、この地方で病院ビジネスを独占する悪徳企業家が、コネを使って計
画を阻止しようと悪辣な妨害をしますが・・・。
実在した伝説的俳優シヴァージ・ガネーシャンに一生をモチーフにした物語
りだそうで、例によってVFX技術が駆使されて、いつものミュージカル場面も
ふんだんです。
監督は「ロボット」のシャンカールで、音楽は「スラムドック$ミリオネア」で第
81回アカデミー賞作曲賞・歌謡賞を獲ったA・R・ラフマーンという強力スタッフ
です。
実際にはこの作品は「ロボット」の前に製作公開されていて、こんな土台があ
るから、あのように面白い「ロボット」が出来たのだなーと納得します。
でもこの3本の中では、この作品の出来が残念ながら一番下だと思います。
アクションはイマイチだし、ダンスシーンも豪華ですがもっとカットしてもい
いくらいで、全体的に185分は長過ぎです。ラストに全員が揃って踊り歌うくら
いが丁度いいのではないでしょうか。
という訳で、同じようなスタイルの映画を3本続けて見て少々食傷気味ですの
で、違うジャンルのインド映画が見たいです。