映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「 96時間 / リベンジ 」

2013年01月11日 | 日記

   

     リュック・ベンソン製作の「96時間」(2008年)からか5年が経ちます。
     前作の主人公がまたしても元妻と娘を守ろうと、凶悪犯罪組織に立ち向か
     う今作はその続編となる作品です。

     前作で犯罪組織に誘拐された娘キム(マギー・クライス)を激闘の末に取り
     戻した元CIA秘密工作員ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、ロスアン
     ゼルスで穏やかな日を過ごしています。
     ある時、誘拐事件のトラウマを克服しようと頑張っている娘と元妻レノーア
     (ファムケ・ヤンセン)を、家族の絆を修復するためにも、彼は二人を自分の
     仕事先のイスタンブールに招待します。

     ところが、以前の事件でブライアンに息子を殺されたアルバニア系犯罪組
     織のボス、ムラドが復讐のため一家を襲撃。レノーアを人質にとられたブラ
     イアンは、自らも一味に捕えられてしまい、ひとり取り残された娘のキムに
     も危機が迫って来ますが・・・。

     この第2作も製作・脚本はリュック・ベッソンで、監督は「コロンビアーナ」の
     オリヴィエ・メガトンで中々息が合ったコンビですし、リーアム・ニーソンの
     元CIA秘密工作員ブライアン・ミルズはニーソンの当り役と言えるほどはま
     っていて、冷静な判断力と行動力に、殴られても撃たれても決して怯まな
     い無敵オヤジを、今回も痛烈に演じています。

     初めて見る人は、なぜ犯罪組織が執拗に復讐しようとするのかが少しばか
     り理解出来なくとも、最初から三分の二は、テンポも良く、アクションも痛烈
     でとにもかくにも面白いです。
     特に独特の映画手法であるカットバックを活用し、二ヶ所での物語進行をハ
     ラハラ見せまくります。

     でも娘を安全地帯に移し、元妻の救出に向かうあたりから、前半良かった展
     開の上手さがガタッと落ちます。最初の調子が最後まで続いたら、上質アク
     ションになっただろうにと残念です。

コメント
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