土・日曜の2日間は、"日本舞踊 泉流九州支部二十五周年記念舞踊公演"に
ご招待を受けました。
日ごろから泉流九州支部長の泉徳三照さん親子と仲良くさせていただき、2
日間は朝から晩まで福岡市民会館に詰めていましたが、お昼も夜もお弁当を
用意してくださっていて「2日間はここで生活してください!」と笑い顔で言われ
ました。
泉流二代目家元の泉徳右衛門さんも高弟を引き連れて特別出演されたし、地
元からは2日間で約50人のお弟子さんが出演し、華やかな公演でした。
初日は昼1回、2日目は昼夜2回に分けての開催で、観客は毎回1500名を超
えていたようです。
こういった公演の難しさとか、大変なご苦労はここでは書けませんが、お嬢さん
の泉徳乃さんは今回、家元の長男さんと清元「落人」を踊るので、横浜の家元
宅に何度も通ってお稽古をしたそうです。
それでも色々なご苦労の甲斐があって本当に素晴らしい会でした。
それとこの2日間会場で、久し振り日本舞踊各派の知己や地元の友人に沢山
会えました。そその中には私が大映にいた頃に仲良かったお師匠さんにも何
十年ぶりに再会、キセキ的でした。
この公演のために行き損なっている博多座の「ラマンチャの男」ですが、千秋楽
ギリギリでも何とかして見るつもりです。
↑左、泉徳三照さん(支部長)「老松」 右、家元の長男さんと踊る泉徳乃さん「落人」
↑左、泉宝三照さんの「藤娘」 右、泉徳喜恵さん「独楽」(先代花寿輔さん振付)
↑左、泉桜子・紀三助さん「角兵衛」 右、泉花三照さん「娘獅子」
↑家元 泉徳兵衛さんの「保名」