勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

2014年振り返り

2014年12月31日 | 振り返り
さて、今年も残すところ、あと僅かとなりました。
と言う事で、2014年鑑賞映画の振り返りです。

2014年の観賞数ですが、
1月:4本
2月:5本
3月:6本
4月:3本
5月:6本
6月:9本
7月:4本
8月:6本
9月:6本
10月:5本
11月:7本
12月:5本
の合計66本でした。

さて、ここからは総括。

まず洋画から。
残念賞ですが、
複製された男 / Enemy
残念というより、不可解という方が正しいかもしれませんが、
何なんですかね?この作品は。
原作者は、ノーベル文学賞受賞者ですが・・・?
本で良いと思ったものと、それが映像化されたものは、
全く異なるということですね。

印象賞
バチカンで逢いましょう / Omamamia
ドイツ移民のおばあちゃんが、ローマ法王に許しを請いに行くと言うお話。
劇中、おばあちゃんがひょんな事からとある店を手伝うことになるのですが、
最後は、デザートのカイザーシュマーレンが好評で、念願の法王にも会うことが出来ます。
でも、特にカイザーシュマーレンが評判だった事は無かった気が・・・?
料理全般は評判でしたけどね。

もう一本。
アイム・ソー・エキサイテッド! / Los amantes pasajeros
スペインのとある航空会社の航空機の中でのドタバタ劇。
いや、ヒトに聞いた話ですが、CAをやっている男性って、
ゲイだと思われる事がよくあるそうです。
これは、それを逆手に取った話ですかね(笑)。

最後に、GOOD賞
めぐり逢わせのお弁当 / Dabba / The Lunchbox
8月に鑑賞した作品。
8月はこの他、『プロミスト・ランド / Promised Land』や、
NO / NO』など、印象に残る作品が多かったんですが、
私の印象では、これですかねぇ。
プラトニックラブとも言っていいような叙情的な描写が何とも言えませんでした。
インド映画なのですが、歌ったり、踊ったりのシーンがないのも印象深かったです。

邦画では、
まずは、残念賞。
相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ
期待値が高かっただけ、残念度も高かったです。
全体的なストーリーの不自然さとか、
民兵達・自衛官の所作の不自然さとか、もはや荒唐無稽。
相棒神話も、これでオシマイですかね?

印象賞
青天の霹靂
これは、劇団ひとり監督と、
シリアス・コミカル両方の演技ができる大泉洋の二人が居たからこそ成立する物語ですね。
正直、若干、冗長だなぁと思う所も無いわけではないですが期待以上の出来。
泣けました。

最後に、GOOD賞は、
三谷幸喜 大空港2013
元々WOWOWで放送した、テレビドラマ作品なのですが、
好評のため、映画館での一般公開も行われたという異色作。
異色なのはそういう所だけでは無くて、
全編ワンカットと言う撮影方法を取っています。
三谷幸喜監督らしい、異色作品ですね。
それと、主演の竹内結子のコメディエンヌぶりも最高です。
非常に面白いと思います。
確かに、テレビ放送だけではもったいないですね。

これら以外にも、いい意味でも悪い意味でも、
印象に残った作品が数多いです。

その中でも、
ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
は面白かったですね。
邦画にしようか迷ったんですが、監督が日本人ではないので、
その他としました。
元々は、意外や意外アクション作品で
第15回サントリーミステリー大賞読者賞作品(「ゲノム・ハザード」)です。
原作も面白いんですが、映画では無理やり韓国まで舞台を広げてしまったので、
少しストーリーに不自然さが垣間見れます。
原作は、すべて日本が舞台なのでストーリーに破綻はなく、
話としては原作の方がいいかもね。

また、
ゴーン・ガール』は、“怖い”の一言。
マヂ怖かったです。
だれも幸せにならないというのが何とも・・・。

台湾映画の『祝宴!シェフ』も面白かったですね。
ちょっと前の日本みたいな気もします。
突っ込みどころは満載ですが、料理は美味しそうで空腹時鑑賞厳禁(笑)です。

上映館の数から言って、ロードショー系の作品がメインになりますが、
それ以外の、単館系の作品の方が、話が奥深い作品が多い気がします。
その意味では、今年は、スウェーデン映画やロシア映画デビューもしました。
言葉がわからなくて、何とも微妙な時もありますが、内容は濃いです。

来年の2015年も、沢山映画を見て行きたいと思います。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-01-12 01:14:48
映画館は落ち着ける空間ですね…
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