勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 / Johnny English Strikes Again

2020年04月19日 | 洋画(イギリス系)
「Mr.ビーン」で有名なローワン・アトキンソンの主演作品。シリーズ化されていて、3作目。

本当は、映画館で見る予定だったのですが、なんやかんやで劇場公開時点では見ることが出来ませんでした。いま、外出自粛要請で家にいて暇なので、Amazonプライム・ビデオで見てみました。

完全にコメディなので、そこかしこで笑えるんですが、驚いたのが、オルガ・キュリレンコが出ていて、コメディに挑戦している事。彼女、この手のコメディにも出るんだ。ヒロインなので、結構、ローワン・アトキンソンとの絡みがあるんですが、ちゃんと笑いの動きをしていましたよ。特にラストシーンなんかは。

あまり物事を考えてはダメ。こういう時なので、脳を空っぽにして笑いましょう。

タイトル ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 / 原題 Johnny English Strikes Again

日本公開年 2018年
製作年/製作国 2018年/イギリス
監督 デビッド・カー
時間 89分
出演 ローワン・アトキンソン(ジョニー・イングリッシュ)、オルガ・キュリレンコ(オフィーリア・ブリトーヴァ)、ベン・ミラー(ボブ)、ジェイク・レイシー(ジェイソン・ヴォルタ)、エマ・トンプソン(イギリス首相)、

1917 命をかけた伝令 / 1917

2020年02月16日 | 洋画(イギリス系)
全編“ワンカット”と言う、途方もない方法で撮影された作品。









ネタバレあり









この位空ければ良いでしょうか?






本当に、“ワンカット”なのかな?物語が終盤に入る頃、スコフィールドが、暗闇でドイツ兵と打ち合うシーンがあるんだけど、あそこでカットしてない?なので、全編で2カットと言う事だと思うんだけど?

まぁ、それでも中々、あれだけの長回しはできないかも。中々面白いです。昔、三谷幸喜が、空港を舞台にしたドラマで『大空港2013』と言う作品をワンカットで撮った事がありますが、あれは一つの建物の中でしたが、これは外ですからね。

そういう意味では、見終わって冷静に考えてみると、1シーン、1シーンしっかりと撮っている訳では無いので、実際のところはあまり細かい演技は無いのかも。この作品は、流れで一気に見切る作品ですね。

タイトル 1917 命をかけた伝令 / 原題 1917

日本公開年 2020年
製作年/製作国 2019年/イギリス・アメリカ
監督 サム・メンデス
時間 119分
出演 ジョージ・マッケイ(スコフィールド上等兵)、ディーン=チャールズ・チャップマン(ブレイク上等兵)、マーク・ストロング(スミス大尉)、アンドリュー・スコット(レスリー中尉)、クレア・デュバーク(ラウリ)、リチャード・マッデン(ブレイク中尉)、コリン・ファース(エリンモア将軍)、ベネディクト・カンバーバッチ(マッケンジー大佐)

キャッツ / Cats

2020年01月26日 | 洋画(イギリス系)
1981年にロンドン、1982年にニューヨーク、日本では1983年に、それぞれ初演された、世界的大ヒットミュージカルの映画化作品。

世界的な評価は低いみたいですが、初めて見た人間としては、わかりやすくて、良かったんじゃ無いかと思います。まぁ、有名俳優たちが多数出ているはずなのですが、誰が誰やら全く不明ですが(苦笑)

入門編としては、悪くないと思いました。

タイトル キャッツ / 原題 Cats

日本公開年 2020年
製作年/製作国 2019年/イギリス・アメリカ
監督 トム・フーパー
時間 109分
出演 フランチェスカ・ヘイワード(ヴィクトリア/白猫)、ロビー・フェアチャイルド(マンカストラップ/兄貴肌の猫)、ジェニファー・ハドソン(グリザベラ/孤独な猫)、ジュディ・デンチ(オールド・デュトロノミー/長老猫)、ジェームズ・コーデン(バストファー・ジョーンズ/グルメな紳士猫)、ローリー・デヴィッドソン(ミスター・ミストフェリーズ/魔術猫)、スティーヴン・マックレー(スキンブルシャンクス/鉄道猫)、ジェイソン・デルーロ(ラム・タム・タガー/雌猫を虜にする自由奔放な猫)、レベル・ウィルソン(ジェニエニドッツ/気ままなおばさん猫)、イアン・マッケラン(アスパラガス(ガス)/劇場猫)、イドリス・エルバ(マキャヴィティ/お尋ね者猫)、テイラー・スウィフト(ボンバルリーナ/マキャヴィティと行動を共にする猫)、ダニー・コリンズ(マンゴジェリー/泥棒猫)、ナオイム・モーガン(ランペルティーザ/泥棒猫)

エンド・オブ・キングダム / London Has Fallen

2019年11月23日 | 洋画(イギリス系)
2013年の映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編。2016年の劇場公開時、映画館に見に行こうと思っていたんですが、なんやかんやで行けずじまい。今年、『エンド・オブ・ステイツ』が公開されたのと、この作品がAmazonプライムにあったので、見てみました。

まぁ、なんとも・・・(苦笑)

よくここまでやりましたね。『エンド・オブ・ホワイトハウス』の時もツッコミどころあるなぁと思ったんですが、この作品には、突っ込むところしかありません。もう、銃をぶっ放す事しか考えてない(苦笑)

なにがどうだとか、あれがどうだとか、考えてみてはいけません。なにも考えずに、見るしかありません。(笑)

タイトル エンド・オブ・キングダム / 原題 London Has Fallen

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2016年/イギリス・アメリカ・ブルガリア
監督 ババク・ナジャフィ
出演 ジェラルド・バトラー(マイク・バニング)、アーロン・エッカート(ベンジャミン・アッシャー/大統領、モーガン・フリーマン(アラン・トランブル/副大統領)、アンジェラ・バセット(リン・ジェイコブズ/シークレットサービス長官)、アロン・モニ・アブトゥブール(アミール・バルカウィ)、ワリード・ズエイター(カムラン・バルカウィ)、メリッサ・レオ(ルース・マクミラン/国防長官)、ロバート・フォースター(ロバート・クレッグ/将軍)、ラダ・ミッチェル(リア・バニング/マイクの妻)、シャーロット・ライリー(ジャクリーン・マーシャル/MI6捜査官)

スペインは呼んでいる / The Trip to Spain

2019年11月16日 | 洋画(イギリス系)
中年のコメディアン二人グルメ旅を描いたドキュメンタリー風のロードムービー《グルメトリップ・シリーズ》の三作目。

Bunkamuraル・シネマで、今回の『スペインは呼んでいる』の公開を記念した、前2作の特集上映をしていて、それを見た流れで、この作品も見てみました。

まぁ、前2作で、「グルメトリップと言う割には、グルメの話はしていない」と言う事を知っていたので、この作品についても驚きは無かったのですが、ラストがなんとも、ビックリ??「え?そう言う作品だっけ?」という感じです。

前2作のレビューにも書いたんですが、このシリーズって、自分を見つめなおす旅なんだと思います。それでも、あのスティーブが見舞われる結末はねぇ。どうなんだろ?イギリスっぽいブラックと言えば、ブラックなんですけどね。

タイトル スペインは呼んでいる / 原題 The Trip to Spain

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2017年/イギリス
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 スティーブ・クーガン(スティーブ・クーガン)、ロブ・ブライドン(ロブ・ブライドン)、クレア・キーラン(エマ/エージェント)、マルタ・バリオ(ヨランダ/カメラパーソン)、レベッカ・ジョンソン(サリー)、マルゴ・スティーリー(ミーシャ)、カイル・ソーラー(ジョナサン)、ジャスティン・エドワーズ(グレッグ)、ケリー・シェイル(マット)、トム・クレッグ(バスカー)、ティモシー・リーチ(ジョー)

イタリアは呼んでいる / The Trip to Italy

2019年11月04日 | 洋画(イギリス系)
中年のコメディアン二人グルメ旅を描いたドキュメンタリー風のロードムービー《グルメトリップ・シリーズ》の二作目。今回、このシリーズの三作目『スペインは呼んでいる』が公開されるのを記念して、グ《グルメトリップ・シリーズ》全作品特集上映があったので見てきました。

一作目は、イギリスの湖水地方が舞台でしたが、二作目はイタリアが舞台。主に、北イタリアを回るようです。

前作での印象は、スティーブは女たらしで、ロブは家庭を顧みる家庭人と言う感じでしたが、今回、その印象が(ちょっと)覆されます。その設定にはビックリですね。

ロブのアバンチュールもそうですが、スティーブの家庭人と言うか、その設定が不思議。対外この手の作品で、奥さんと上手く行っていなくて、奥さんの方に付いて行っている息子がいた場合、息子とも上手く行かないのが多いと思うのですが、この場合は、そうでも無いと言う事になっていました。不思議だ。

一応、“グルメ”がテーマの一つになっているはずなのですが、グルメの事をほとんど語らないのも不思議。もうちょっと、語ってほしいとも思うんですけどね。

タイトル イタリアは呼んでいる / 原題 The Trip to Italy

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2014年/イギリス
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 スティーブ・クーガン(スティーブ・クーガン)、ロブ・ブライドン(ロブ・ブライドン)、ロージー・フェルナー(ルーシー)、クレア・キーラン(エマ/エージェント)、マルタ・バリオ(ヨランダ/カメラパーソン)、ティモシー・リーチ(ジョー/スティーブの息子)

スティーヴとロブのグルメトリップ / The Trip

2019年11月04日 | 洋画(イギリス系)
中年のコメディアン二人のイギリスの湖水地方をめぐるグルメ旅を描いたドキュメンタリー風のロードムービー《グルメトリップ・シリーズ》の一作目。今回、このシリーズの三作目『スペインは呼んでいる』が公開されるのを記念して、《グルメトリップ・シリーズ》全作品特集上映があったので見てきました。

スティーブとロブは“本人”と言う設定ですが、その他の人は、一応、架空の人物なんですね。みんな、実在の人物なのかと思いました。と言う事は、この作品自体も“ドキュメンタリー【風】”であって、“ドキュメンタリー”では無いんですね。

邦題では“グルメトリップ”と名付けられていますが、原題は“The Trip”と言うよりシンプルなもの。確かに、地方の美味しそうな料理を食べているシーンが舞台にはなっていますが、実のところ、その料理を詳しく語っている訳でも無いです。

その料理、料理の間で、スティーブとロブそれぞれが、一人で活動しているところにこの作品の意味があるのではないかと思いました。

どうも(私は嫌いな言葉ですが)“自分探しの旅”っぽい感じですね。

作品中、様々な役者の物まねがありますが、わかったり、わからなかったり・・・(笑)

タイトル スティーヴとロブのグルメトリップ / 原題 The Trip

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2010年/イギリス
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 スティーブ・クーガン(スティーブ・クーガン)、ロブ・ブライドン(ロブ・ブライドン)、マルゴ・スティーリー(ミーシャ)、クレア・キーラン(エマ/エージェント)、マルタ・バリオ(ヨランダ/カメラパーソン)、ベン・スティーラー(本人)

イエスタデイ / Yesterday

2019年10月14日 | 洋画(イギリス系)
世界規模で大停電が起きたとき、自分は、交通事故で意識不明の重体に。そして、昏睡状態から覚めてみると、その世界には“Beatles”が存在しない世界になっていた・・・。

いや、驚きますよね。まずは。そして、みんなが自分を担いでいるとおもいますよね、普通。そして、現代ならググってみますよね。ジャックは、普通に生きている、普通の市民なので、そう言う事を全部してみます。それでも、やっぱり“Beatles”が無いと言う驚きはどうなんでしょうね?

もはや、地球上に“Beatles”が存在していた形跡は全く無いので、その曲を歌うのにも記憶が頼りになるわけですが、それが故の事態も発生するようです。

それと、もちろん“Beatles”が存在していなかったわけなので、逆に“Beatles”が存在していた時に起きてしまった事態も存在しておらず、それが故に「ある人物」と出会う事が出来たと言うシーンも描かれています。一瞬、本物かと思ってビックリしましたよ。

作品中、“Beatles”の曲が沢山かかるわけですが、思わず口ずさみそうになったと言うのは年がばれるので秘密です(笑)

それと、エド・シーラン、いい味出しています。

タイトル イエスタデイ / 原題 Yesterday

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2019年/イギリス
監督 ダニー・ボイル
出演 ヒメーシュ・パテル(ジャック・マリック)、リリー・ジェイムズ(エリー・アップルトン)、エド・シーラン(本人役)、ケイト・マッキノン(デブラ・ハマー)、ジョエル・フライ(ロッキー)、ジェームズ・コーデン(本人役)

プライベート・ウォー / A Private War

2019年09月23日 | 洋画(イギリス系)
英国サンデー・タイムズ紙の特派員として、レバノン内戦や湾岸戦争など世界中の戦場を取材し、世界に伝えた実在の女性記者メリー・コルヴィンの半生を描いた作品。

世界には、こんな骨のあるジャーナリストが居たんですね。イラクでの集団虐殺犠牲者の墓地、“アラブの春”でのカダフィ大佐とのインタビュー、そして、シリア内戦の現状。「あ、そう言えば」と言うのが少なくありません。それらの報道は、彼女の功績によるものだったんですね。

ラストのシーン。チャンネル4、BBC、CNN、ITNニュースへの出演ですが、それをやったがために居場所を知られ、攻撃されたんですかね。都合の悪いところを見られていますから、消されたんでしょうね。

タイトル プライベート・ウォー / 原題 A Private War

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2018年/イギリス・アメリカ
監督 マシュー・ハイネマン
出演 ロザムンド・パイク(メリー・コルヴィン)、ジェイミー・ドーナン(ポール・コンロイ/戦場写真家)、トム・ホランダー(ショーン・ライアン/サンデー・タイムズ紙編集長9、スタンリー・トゥッチ(トニー・ショウ/メリーのボーイフレンド)

やっぱり契約破棄していいですか!? / Dead in a Week: Or Your Money Back

2019年08月31日 | 洋画(イギリス系)
売れない小説家志望の青年ウィリアムと、ノルマが達成できずクビ寸前の殺し屋レスリー。そんな二人が、ひょんなことで出会い、ウィリアムがレスリーに、自分の殺しを依頼。しかしその直後、ウィリアムの小説が出版されることが決まり、しかも、担当者エリーともイイ感じに。ウィリアムは、殺しの契約の破棄を望むが・・・。

殺しのライセンスがある国での出来事なので、暗殺者組合があっても不思議ではない(?)ですが、殺し方のオプションがあって、契約書があって、普通の人が普通に殺しを依頼してしまうと言う描写は何ともシニカル。しかも、自殺できない人が自分の殺しを殺し屋に依頼すると言う事が多いことを示唆する設定になっています。

殺し屋組合での描写もなんともシニカル。窓口の描き方は、なんとも普通の会社の窓口という感じですが、組合長(?)の部屋での“話し合い”の描写は、オドロオドロシイ殺し屋の描写の感じです。

ばかばかしくで、なんとも面白いです。って言うか、主人公のウィリアムを演じているアナイリン・バーナードですが、何とも不幸そうな雰囲気なんですけど??

タイトル やっぱり契約破棄していいですか!? / 原題 Dead in a Week: Or Your Money Back

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2018年/イギリス
監督 トム・エドモンズ
出演 アナイリン・バーナード(ウィリアム・モリソン)、トム・ウィルキンソン(レスリー・オニール)、フレイア・メイヴァー(エリー・アダムス/ウィリアムの担当編集者)、マリオン・ベイリー(ベニー・オニール/レスリーの妻)、クリストファー・エクルストン(ハーヴェイ/殺し屋組合の組合長)