勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

プロメテウス (3D字幕) / Prometheus

2012年08月28日 | 洋画(アメリカ系)
エイリアンシリーズのリドリー・スコット監督の作品。この作品は、必ずしもエイリアンシリーズでは無いとされているようですが、果たして・・・?

“人類の起源”を探る試みが、この物語のベースになっています。でもねぇ、その科学プロジェクトが国家のプロジェクトではなくて、民間企業のプロジェクトという所が物語の伏線になっています。まぁ、国家プロジェクトでも似たようなプロットは可能だと思いますけどね。これまでも、表の目的の他に裏の目的がある国家プロジェクトをテーマにした映画というものはありましたからねぇ。

でもなんか、その設定がちょっとしっくり来ません。素直に、国家プロジェクトor国際協調プロジェクトにした方が良かったのではないかと思います。もっとも、21世紀後半という時代設定なので、その頃にはもはや国家は意味をなしていないと言う深遠な伏線なのかもしれませんが・・・。

“人類の起源”が明らかになる的なPRがなされていますが、う~ん、どうかなぁ。微妙です。もしかして、このプロメテウスももっと話を続けるつもりなんでしょうかね?

最後の最後、ちょっと微妙な(ワタシ的にはガッカリな)演出がされています。その映像が出た瞬間、映画館のスクリーンの雰囲気も「えっ!マヂで!」と息を呑む雰囲気でした。ワタシ個人としては、ちょっと如何なものかと思いました。最後の映像が影響したわけではありませんが、全般的にもちょっと微妙。正直、期待した割には・・・、と言う感じです。

タイトル プロメテウス / 原題 Prometheus
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 リドリー・スコット
出演 ノオミ・ラパス(エリザベス・ショウ)、マイケル・ファスベンダー(デヴィッド)、シャーリーズ・セロン(メレディス・ヴィッカーズ)、イドリス・エルバ(ヤネック/船長)、ガイ・ピアース(ピーター・ウィーランド)、ローガン・マーシャル=グリーン(チャーリー・ホロウェイ)、ショーン・ハリス(ファイフィールド)、レイフ・スポール(ミルバーン)、エミュ・エリオット(チャンス)、ベネディクト・ウォン(ラヴェル)、ケイト・ディッキー(フォード)

[2012/08/28]鑑賞・投稿
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The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 / The Lady

2012年08月26日 | 洋画(フランス系)
ビルマ(現ミャンマー)民主化の指導者アウンサンスーチー氏の半生を描いた作品。主に、1988年のアウンサンスーチー氏がビルマ(現ミャンマー)に戻る事になった出来事から、1999年夫マイケル・アリス氏の死の辺りまでを描いている。(その後の、二回目の自宅軟禁以降はあまり描かれていない)

アウンサンスーチーと言う、あまりにも有名な存命する実在の人物をミシェル・ヨーが演じたわけですが、似てますねぇ。“完コピ”です。もちろん彼女は、元々ビルマ語は出来ないのだと思いますが、練習してビルマ語のセリフもこなしていました。

でもこれは、アウンサンスーチー氏の映画というより、彼女を遠くから支えた夫のマイケル・アリス氏(と、アレクサンダーとキムの二人の息子の)物語と言うべきだと思います。それほどまでに、これまで日本ではあまり知られていなかったマイケル氏の献身的な彼女への支持が描かれています。マイケル氏の支えがなかったら、アウンサンスーチー氏も、途中で心が折れていたと思います。

感動とか、感銘とか、そう言う言葉だけでは表しきれません。マイケル氏の『愛』に強く心打たれましたが、不思議と涙は湧きませんでした。いやぁ、本当にアウンサンスーチー氏、そしてマイケル氏は強い人ですね。

※アウンサンスーチー氏が、ビルマのミャンマーへの改称を認めていないことから、このPOSTでの表記もそれに合わせ“ビルマ(現ミャンマー)”と表記しました。



タイトル The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 / 原題 The Lady
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/フランス・イギリス
監督 リュック・ベッソン
出演 ミシェル・ヨー(アウンサンスーチー)、デイヴィッド・シューリス(マイケル・アリス、アンソニー・アリス)

[2012/08/26]鑑賞・投稿
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トータル・リコール / Total Recall

2012年08月12日 | 洋画(アメリカ系)
1990年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化された『トータル・リコール』のリメイク。1990年の作品では火星が舞台だったが、今作では地球が舞台になっています。

なるほど、そう来ましたか。地球が舞台に変わって、抑圧された人々の事をどう描くのかと思ったら、化学兵器による戦争の後に地球が荒廃して、ブリテン連邦(UFB)とコロニーと世界が二分されたと言う設定になっていました。って言うか、ブリテン連邦は、まんまイギリスだし、コロニーもまんまオーストラリア。実際の歴史上もそういう関係だったけど、何だかなぁ。でもこれって、“フォール”なる地球の真ん中を突っ切る乗り物の為に、地球の(ほぼ)反対側同士である必要があったということなのかな、と好意的に解釈しました。

それにしても、コロニーがめちゃめちゃアジアっぽい雰囲気があるのは何で?欧米人って、混沌を表すときにはアジアっぽい雰囲気を出すという事なのか?そう言うステレオタイプの描写はイマイチ・・・。

それと、UFB警察の武装警官の装備とロボットが、スター・ウォーズのクローン・トルーパー見たいな恰好です。SF映画界へのスター・ウォーズの影響は、凄いですね。

ところで、ダグ(って言うかハウザー?)が、フォールを使ってUFBに行ったシーン。変装したダグの前に、フクヨカなおばちゃんがいたのは、前作へのオマージュなんでしょうか?確か前の作品でシュワちゃんは、おばちゃんの着ぐるみで返送していました。

それと、ダグ(ハウザー)を追跡するツールが、鼻の奥に埋め込まれた通信機から、手に埋め込まれた携帯電話になっています。携帯電話と言うのは、時代の流れですね。

トータル社のマクレーンを演じるジョン・チョーですが、『フラッシュフォワード』にディミトリ・ノウを演じています。『フラッシュフォワード』は、結構オモシロイと思ったんですが、本国アメリカではイマイチだったようで、シーズン1で打ち切りになってしまいました。

全般的に、SFとしてみれば良いんじゃないですかね?フォールの実現性とか、あんまり野暮なことは言わないで。

タイトル トータル・リコール / 原題 Total Recall
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 レン・ワイズマン
出演 コリン・ファレル(ダグラス・クエイド/ハウザー)、ジェシカ・ビール(メリーナ)、ケイト・ベッキンセイル(ローリー)、ブライアン・クランストン(コーヘイゲン)、ボキーム・ウッドバイン(ハリー)、ビル・ナイ(マサイアス)、ジョン・チョー(マクレーン)

[2012/08/12]鑑賞・投稿
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