勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アルゴ / ARGO

2012年10月28日 | 洋画(アメリカ系)
CIAが18年間隠し続けたイランからの外交官救出作戦と言う事実を下にした映画です。

1979年11月4日に発生したイランアメリカ大使館人質事件の裏に、こんな物語が隠れているとはねぇ。カバーとして使った身分が、映画撮影スタッフと言う事で、荒唐無稽で、コミカルな印象を受けますが、実際には緊迫感溢れるものでした。

イーグルクロー作戦の失敗はよく知られていますが、こんな作戦があったとは。もっとも、成功したこの作戦が、アメリカの成功として日の目を見ることがあまりなかったのは、容易ならざるこの作戦に協力をしたカナダの成功として当初は語られていたためでも有るのだと思います。それ抜きにしても、在イランカナダ大使は、自ら&家族&大使館職員の身を危険に晒してでも6人を守ったと言うのは賞賛されるでしょうね。

多分、映画向けに物語は脚色されているので、特にラストがアレほどまでにギリギリだったのかはちょっと眉唾なところはありますが、それでも、周りは全て敵という状況の下での救出作戦は緊迫感があります。ずーっと、ドキドキしていましたよ(苦笑)。

ところで、監督・主演のベン・アフレック。一時は、イモだなんだと言われていた頃があるんですが、この作品ではその評価は当てはまらないかな。かなりいい作品を作ったと思います。

エンドロールに、当時のアメリカ大統領であるジミー・カーター氏のコメントが流れます。それはそれで、中々凄いです。

あ、それと劇中でよく語られる言葉に「Argo, f●●k yourself!」と言うのがあるんですが、これってアメリカではピー音が流れるんでしょうかね?

タイトル アルゴ / 原題 Argo
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 ベン・アフレック
出演 ベン・アフレック(トニー・メンデス)、ブライアン・クランストン(ジャック・オニール)、アラン・アーキン(レスター・シーゲル)、ジョン・グッドマン(ジョン・チャンバーズ)、スクート・マクネイリー(ジョー・スタッフォード)、クレア・デュヴァル(コーラ・リジェク)、クリス・デナム(マーク・ライジェク)、テイト・ドノヴァン(ボブ・アンダース)、タイタス・ウェリバー(ジョン・ベイツ)、マイケル・パークス(ジャック・カービー)、カイル・チャンドラー(ハミルトン・ジョーダン/大統領首席補佐官)、ヴィクター・ガーバー(ケネス・D・テイラー/在イランカナダ大使)、ボブ・ガントン(サイラス・ヴァンス/国務長官)、ペイジ・レオン(パット・テイラー博士/テイラー大使の妻)、クリス・メッシーナ(マリオ・マリノフ)、ジェリコ・イヴァネク(ロバート(ボブ)・ペンダー)、タイタス・ウェリバー(ジョン・ベイツ)、キース・ザラバッカ(アダム・エンゲル)

[2012/10/28]鑑賞・投稿
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終の信託

2012年10月27日 | 邦画
2007年の『それでもボクはやってない』に続く、周防監督の社会派作品。あわせて、1996年に大ヒットしてハリウッドでもリチャード・ギア主演でリメイク作品まで作られた『Shall we ダンス?』以来の周防正行・草刈民代・役所広司が揃った作品としても話題になっている。

でも、やっぱり『Shall we ダンス?』よりも、『それでもボクはやってない』と比較しちゃいますね。『Shall we ダンス?』はコメディでしたが、『それでもボクはやってない』は社会啓蒙、民衆啓発の社会は作品。そして今回の『終の信託』も社会派作品ですからね。

『それでもボクはやってない』の時は、痴漢冤罪が社会問題化しつつあるタイミングでの映画界でしたが、この『終の信託』は、“終活”などという言葉も出来るほど、人間の一章の終わりに注目が集まりつつ有る時期の作品。そういう意味では、非常に良いタイミングでの映画化です。

いやぁ、作品終盤の折井が塚原に取り調べを受けるシーンですが、「あぁ、こうやって犯罪者は“作られていく”んだ」と思いました。まぁ、“事実”のみをつなぎ合わせると、塚原の言う感じになるのかもしれませんが、それでは背景が全く示されておらず、かなり一方的な主張に思いました。でも、『それでもボクはやってない』も思いましたが、あれが現実なんですかね。

ツッコミを一つ。江木が救急搬送されてきたシーン。あまりにも緊張感に欠けていないか?もうちょっと何とか出来たのではないかと思いました。

タイトル 終の信託
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/日本
監督 周防正行
出演 草刈民代(折井綾乃)、役所広司(江木泰三)、浅野忠信(高井則行/綾乃の不倫相手)、大沢たかお(塚原透/検察官)、細田よしひこ(杉田正一/検察事務官)、中村久美(江木陽子/泰三の妻)

[2012/10/27]鑑賞・投稿
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エクスペンダブルズ2 / The Expendables 2

2012年10月21日 | 洋画(アメリカ系)
シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスと、当代切ってのアクションスター総出演で話題となった『エクスペンダブルズ』の続編。

前作の時は、現職のカリフォルニア州知事であったため、アーノルド・シュワルツェネッガーの出演はほんの少しでしたが、知事を退任したので、出演シーンも多くなり、また、役どころもちょい役と言うよりもちょっとは意味のある役どころになっています。

それにあわせての事なのか、ブルース・ウィリスの出演シーンも増えています。同時に、バーニーに無理難題(?)を押し付けていたりもしますが。

今作では何と!、チャック・ノリス登場! 「あれっ?!普通のおじさんっぽいけど、これって・・・」と思ったら案の定です。でも、スタローン、シュワルツェネッガーや、ドルフ・ラングレンと言う様な、如何にもワイルド系の俳優の中にいると、やっぱり普通のおじさんだよなぁ。

今回も、ジェット・リーは、あっという間に退場しています。いや、一応活躍はしているんですけど、最後の方の本編には出ていません。

バーニー・ロスの言葉「Track them, find them and kill them」の通り、アクションを見るための作品です。ストーリーに一々細かいことは言わないことにします。

タイトル エクスペンダブルズ2 / 原題 The Expendables 2
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 サイモン・ウェスト
出演 シルヴェスター・スタローン(バーニー・ロス)、ジェイソン・ステイサム(リー・クリスマス)、ジェット・リー(イン・ヤン)、ドルフ・ラングレン(ガンナー・ジェンセン)、ランディ・クートゥア(トール・ロード)、テリー・クルーズ(ヘイル・シーザー)、リアム・ヘムズワース(ビリー“ザ・キッド”ティモンズ)、ユー・ナン(マギー・チャン)、ジャン=クロード・ヴァン・ダム(ジャン・ヴィラン)、スコット・アドキンス(へクター)、カリスマ・カーペンター(レーシー/クリスマスの恋人)、ブルース・ウィリス(チャーチ)、アーノルド・シュワルツェネッガー(トレンチ)、チャック・ノリス(ブッカー)

[2012/10/21]鑑賞・投稿
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