勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

セッション / Whiplash

2015年04月19日 | 洋画(アメリカ系)
名門音楽学校での狂気じみたレッスン、そして、その後の生徒と教師の確執を描く。

原題の『Whiplash』は、元々は曲名なんですね。なるほど。その曲が、アンドリューとフレッチャーの接点にもなるのですから、そうかと言う感じもします。邦題もそれで良かったのではないかと思いますが、敢えて『セッション』と言う別のタイトルになっていますね。でも内容は、セッションと言う言葉から想像されるような穏やかな内容じゃないんだけどな。

事前の宣伝などで“狂気”と言う言葉が出てくるので、「ヤバイことになる?」と思っていたんですが、そうでは無かったですね。確かに狂気じみてはいますが、そこまで言うほどか?でも、言わなかったら言わないで、「なんかちょっと、狂気じみていない?」と言う事になりです。

ラストのオチが、ああ言うことですか。アンドリューとフレッチャーの確執を描いています。「衝撃のラスト10分」とかコピーに有ったような気がしますが、あれがそうなんですね。監督が、インタビューで「あのシーンでは、誰かが悪魔に魂を売ってしまうことを描きたかった。」とか言うことを言っていますが、その意図は伝わりました。全体的には、J・K・シモンズのオンパレードですが、あのシーンだけ切り取ればマイルズ・テラーの方が凄かったです。魂を売っちゃったのは“彼”の方ですよね。結局あの二人は、どうなるのか・・・。和解するような気はしないんですが・・・。

J・K・シモンズが第87回アカデミー賞・助演男優賞、第72回ゴールデングローブ賞・助演男優賞など、数々の賞を受賞した。納得です。

タイトル セッション / 原題 Whiplash
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 デイミアン・チャゼル
出演 マイルズ・テラー(アンドリュー・ニーマン)、J・K・シモンズ(フレッチャー)、メリッサ・ブノワ(ニコル)、ポール・ライザー(ジム・ニーマン)、オースティン・ストウェル(ライアン)、ネイト・ラング(カール)
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マジック・イン・ムーンライト / Magic in the Moonlight

2015年04月12日 | 洋画(アメリカ系)
ウディ・アレンのコメディ作品。

う~ん、ウディ・アレンの作品ですねぇ(笑)。皮肉が効いています。その皮肉を嫌味にならない程度に留めているのがウディ・アレンの腕でしょうか。冷静に考えてみると、対立していた男女が最後には引かれ合うというのは有りがちな設定ですが、そう思わせないところも監督の腕ですね。

コリン・ファースも見事ですが、この作品は、それよりもエマ・ストーンですね。何ともコケティッシュな魅力を振りまくソフィを見事に演じています。日本語で言うと、小悪魔ですね。こう言う作品の場合、劇中でいい感じになってしまい、ベッドシーンにまで至ってしまうことが有りがちですが、そんな陳腐な演出をしない所がいいところ。コリン・ファース演じるスタンリーが朴念仁なところもいい感じです。

イギリス人とアメリカ人が出てくる作品なのに、舞台がコート・ダジュールと言うのも魅惑的です。南仏という土地が成せるロマンティックストーリーというところですかね。ラストシーンも、なかなかロマンティックでした。

タイトル マジック・イン・ムーンライト / 原題 Magic in the Moonlight
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2014年/アメリカ・イギリス
監督 ウディ・アレン
出演 コリン・ファース(スタンリー・クロフォード)、エマ・ストーン(ソフィ・ベイカー)、サイモン・マクバーニー(ハワード・バーカン/スタンリーの友人)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(ベイカー夫人/ソフィーの母)、ハミッシュ・リンクレイター(ブライス・キャトリッジ/グレースの息子)、アイリーン・アトキンス(ヴァネッサ/スタンリーのおばさん)、ジャッキー・ウィーバー(グレース・キャトリッジ)、エリカ・リーセン(キャロライン/ブライスの妹)、ジェレミー・シェイモス(ジョージ/キャロラインの夫)、キャサリン・マコーマック(オリヴィア/スタンリーの婚約者)
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