勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

帰ってきたヒトラー / Er ist wieder da

2016年06月18日 | 洋画(ドイツ系)
市中での撮影は、映画の撮影と言うことを隠して撮ったらしいので、その後映画として公開するときに了承を得られなかった人には、目隠しなどの加工がされています。

いや、でも、これが今のドイツの本音なんだろうね。それにしても、ヒトラーの格好で歩いていても、思ったよりも反発がないばかりか(一人、反発していた人は居たけど)、例のナチスポーズを取ったりしていて、ビックリしました。あの敬礼は、ドイツでは違法なはずなのに・・・。

翻って、我が日本の事に思いを馳せました。今の日本も、この映画で描かれたドイツの様に、過去を過剰に美化し、賛美する風潮を感じます。過去に学び、未来に生きる。そう言うことを、この映画から感じました。

いやぁ、それにしても、ドイツの本音。そうだろうなぁと思うところと、知りたくなかったと言う二つの思いがあります。

タイトル 帰ってきたヒトラー / 原題 Er ist wieder da

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2015年/ドイツ
監督 デビッド・ベンド
出演 オリバー・マスッチ(アドルフ・ヒトラー)、ファビアン・ブッシュ(ファビアン・ザバツキ/TV局契約局員)、クリストフ・マリア・ヘルプスト(クリストフ・ゼンゼンブリンク/TV局副局長)、カーチャ・リーマン(カーチャ・ベリーニ/TV局局長)、フランツィシカ・ウルフ(フランツィスカ・クレマイヤー/TV局事務員)、ラルス・ルドルフ(キオスクのオーナー)、トマス・ティーマ(ケルントナー/TV局社長)

[2016.6.18スマホから投稿。2016.6.19PCにて修正]


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。