勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

2015年振り返り

2015年12月31日 | 振り返り
さて、今年も残すところ、あと僅かとなりました。
と言う事で、2015年鑑賞映画の振り返りです。

2015年の観賞作品ですが、以下のとおりです。

鑑賞本数の合計は、63本でした。
1本/週以上のペース。結構見ましたねぇ。

さて、ここからは総括。

まずは洋画から。

残念賞は、ぶっちぎりで 『ブラックハット / Blackhat』 ですねぇ。
良くてC級、ヘタしたら駄作です。
ブラックハットのハッカーをテーマにした作品なのに、
何故だかアクション作品なんだもんなぁ。
ありゃ無いよ。

特別賞の飯テロ賞は、これもぶっちぎりで
シェフ 三ツ星フードトラック始めました / Chef』。
料理をテーマにした作品は他にも
ステーキ・レボリューション / Steak (R)evolution
がありましたが、
『ステーキ・レボリューション / Steak (R)evolution』は、
料理を文化、産業としてとらえた作品で、
飯テロではありませんでした。

最高のGOOD賞ですが、これはねぇ・・・
セッション / Whiplash』 も良かったんですが、
私は 『エール! / La famille Bélier』 を推します!
心が、ほんわかと温かくなって、
目頭がしっとりと濡れるような作品でした。

それ以外にも今年は、第二次大戦終結70周年ということからなのか、
第二次大戦をテーマにしたような作品が数多く有ったんですが、
その中で一番“これ!”と思ったのは、
顔のないヒトラーたち / Im Labyrinth des Schweigens
ですね。
ものすごく盛り上がる作品というより、むしろ、
淡々として描かれるような作品ですが、
「ドイツで出来た事が、何故日本で出来無いのか?!」と
ものすごく考えさせられました。

ついで邦画。

残念・・・と言うと言い過ぎですが、「?」と思った作品は、
FOUJITA』 ですねぇ。
単なる映像の断片の継ぎ接ぎで、
中身が分からないし、見づらくもあります。
もっと上手く描けたと思うんですけどねぇ。

最高のGOOD賞は、『海街diary』 ですかねぇ。
実は、『ロマンス』 も意外に良くて驚いたんですが、
大島優子 vs 広瀬すずの戦いは、広瀬すずに軍配ということで(笑)

邦画でも、70年を迎えた第二次大戦をテーマにした作品がありました。
その中の 『日本のいちばん長い日』 は、やっぱり避けられないですね。
結末はもちろん知っているわけですが、あのドキドキ感。
あの終戦処理をちょっとでも間違っていたら、
今の日本はなかったかと思うと・・・。

2015年は、こんな感じですね。
2016年も、面白い・楽しい映画に期待です。


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