Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

ネパールヒマラヤなレシピ

2005-11-23 | Cafe Topinambour
ちょっと時間が経ってしまいましたが、ネパールヒマラヤ祭、おかげさまで賑わいの3日間(11月11,12,13日)でした。

カフェでは定番メニューに加えてネパール料理(と私が解釈したもの)が登場。

 
ネパールプレート:

カボチャ、はやとうり、金時豆のカレー

カブとその葉の現地風煮込み

大根とキャベツのアチャール(浅漬け)

3種の豆のダールスープ

ターメリックライス

チャパティロール:

人参、ヤーコンのソテー、青いんげん、ビーツのジュリエンヌ、種の森の大根まびき菜、手づくりカッテージチーズ、濃厚カレーペーストを、当然これも手づくりの全粒粉チャパティでロールして、がぶりといくべきひと品。
 
パコラ:

ひよこ豆の粉「ベサン」でつくる野菜と豆がたっぷりの天ぷら。
 
チャイ:

牛乳でもソイミルクでもつくりました。手づくり塩クッキーを添えて。


土曜日の交流パーティではみんなで包んだ「MOMO」がデビュー!

蒸す時間はもどかしく、次のお皿が行くまでお客様を待たせてしまいました。蒸したてをどうしても味わってほしいので、妥協するわけにはいかなかったのだー。

 
横山さんのラディッシュとその葉をピーナッツで和えたスパイシーなマリネ

紫たまねぎと大根のアチャール、フェヌグリークとマスタードの風味

黒目豆と冬野菜の煮込みカレー

カブとその葉の煮込み

ターメリックライス

3種の豆のダールスープ

VEG MOMOと特製赤いソース

ミルクとカシューの小菓子、カルダモンの風味

ソイミルクのチャイ


MOMOは、前の記事でも書いたとおり、ヨガの先生ニーマル師に指導を仰いで、その後ヴィーガンでもいけるヴァージョンに改めたオリジナルレシピ。
食べたニーマル先生、おいしかったとお褒めくださった。
ネパールぽかった??と聞くと、どれもネパールっぽかったとのお言葉。
本物の人に褒めてもらえるなんて、すごいことではないか。

なのでここで大体のつくり方を記憶に留めておこう。


カフェよし版 ベジモモのつくり方


材料:
キャベツ
たまねぎ
大根
カリフラワー
エリンギ
マッシュルーム
しいたけ
しょうが
にんにく
ミックスナッツ(くるみ、アーモンド、カボチャの種、カシューナッツ)
万能ねぎ
クスクス
クミンパウダー
コリアンダーパウダー
ガラムマサラ
白すりごま
コーンスターチ

白コショウ

スパイスオイル:
ターメリックパウダー
カイエンペッパー
パプリカ
キャノーラオイル

餃子の皮

つくり方:
(300個分くらいの分量で記録したので小さい分量はまだ出ませーん。ごめんね)

野菜ときのこ類はすべてフードプロセッサーにかけてそれぞれみじん切りに。蒸し器でそれぞれ軽く蒸してしんなりさせた後、粗熱をとって絞る。(蒸し汁と絞り汁はおいしいスープになるから捨てないで使ってくれ)
おっと万能ねぎは別でした、小口切りにしておく。
生姜とニンニクはフードプロセッサーにかけるかおろしてペースト状に。
クスクスは蒸らしてもどしておく。
ミックスナッツも細かいみじん切り状態に。
スパイスオイルの材料以外は全部大きなボウルに入れて、かき混ぜる。

キャノーラオイルを小さなフライパンに温め、ターメリック、カイエン、パプリカを入れて泡立ったらすぐに餡に混ぜ入れる。

ハンバーグを作る要領で、よくこねて全体をなじませてあげる。

餃子の皮に餡を少量置き、中国人になったつもりで形よく閉じる。

よく沸騰した蒸し器にくっつかないように並べ、ふたをして8分。
用意しておいたソースをつけて、熱々を頬張るべし。

モモのソース
(これは分量を記録していないです・・・リクエストが集まったらいずれ数字出しますから)

材料:
たまねぎ
生姜とニンニクのペースト
ホールトマト
白すりゴマ
ターメリックパウダー
パプリカパウダー
コリアンダーパウダー
クミンパウダー
カイエンペッパー
黒コショウ
レモン汁
フレッシュコリアンダー

キャノーラオイル

つくり方:
たまねぎは細かいみじん切り。
ホールトマトはフードプロセッサーでジュースにしておく。
フライパンに油を温めて、ニンニク、生姜、たまねぎを炒める。
このとき大目の油で炒めて、たまねぎが透明になって油と分離してきたらおいしく甘くなってきた証拠。ターメリックとパプリカ以外のスパイスも加えて炒める。
トマトを加える。
別の小さなフライパンに油を温め、ターメリックとパプリカを入れ、泡立ったらすぐにもうひとつのフライパンに移す。
塩で調味したら火からおろし、すりごまを混ぜいれて冷ます。
食べる直前に、刻んだコリアンダー、レモン汁を混ぜて、できあがり。


最後にウンチク話

ちなみに、ニーマル先生の高級なモモには、チーズやバターが入って、とってもリッチ。ヴィーガンではない方はやってみてください。つなぎにもなるし。

キャベツとか野菜だけのモモもそれはそれでおいしいですよ。ネパールの路上ならそんなものですから。でもきのこ類、カリフラワー、クスクスなど何らかの穀物を加えるとボリュームとうまさが増すように思います。クスクスはヒットだと思いました。
生のカシューナッツをひとかけら入れて包むと、食べたときに幸せです。これもニーマル先生流のシークレット。育ちの良さをこんなところからも感じてしまいます。

おいしい好みのガラムマサラを見つけることも(または調合することも)鍵のひとつ。
餡は「キーマ」と呼ぶらしい。お肉に限らず、ミンチっぽいものはそう呼ぶらしい。ベジタリアンでもキーマカレーが食べられるということだ、使おう。。。



北の味づくし

2005-11-23 | Weblog
古い付き合いの北海道の友達が、何かにつけておいしいものを送ってくれる。
それがいつも北海道の物産なのです。

最近届いたのはこんな感じ。

黒豆の甘納豆(旭川の北海堂):甘さ控えめで黒豆らしさが際立っているのがいい!

石臼挽きそば粉(十勝、鹿追町):クレープを作ってみてといわれている

無農薬はやし農園のとら豆、青えんどう豆(同じく鹿追町):粒の一つ一つがかわいい表情のとら豆、えんどうはこの前のネパールヒマラヤ祭の料理に2袋一気に使ってしまった。ゆでたのをつまむ手が止まらない滋味。

実家のお母さんが収穫されたというささげにうずら豆。

そこに北海道の銘菓が必ずいくつか入っていて。。。
北海道味巡りを楽しませてもらっています。ありがとーーう!

元々旅好きうまいもの好き温泉好きの彼は、仕事で道内をくまなく巡ることになって、ますます地元北海道に精通してしまったよう。主観で書いたガイドブックなんて作ったら、みんな喜ぶんじゃないかなあ。
私がいただく包みからは、北海道への温かい愛情がふんわりふんわり漂ってきて、私のキッチンの中に溶け込む。のどかな広々とした風景を思い浮かべたりして。

私のふるさと長崎はすばらしか。そこにいる人、食べ物、風景はやっぱり心からほっとするとよ。
ふるさとや原風景に対する彼のようなひたむきな姿勢はでも、なかなかあるものじゃないと思う。
とても素敵なことじゃない??
そしてそのおすそ分けを時折いただく私はおめでたく幸福者ではないですか。

P.S. もう食べてなくなってしまったものも多いですが、北海道産豆まめ料理をそのうちアップすることを宣言しておこう!!

英会話の上達に

2005-11-23 | Weblog
英語をもっと使いこなしたいと言う私の地蔵様へのクリスマスプレゼントとして候補にしているのがこの教材です。

実は本書は開いたことがないのでなんともいえないけど、これのフランス語版を買いました。
それだけでフランス滞在を乗りきるつもりで持って行ったのだけど、1日目のパリ、サンミシェルのギリシャ料理の店でワインとムサカを流し込んだ際に、そのまま置き忘れてきたようだ、そのまま見つからずに危ういフランス語で残りの滞在をサバイバルしました。それもよい思い出。

日常生活で必ず使う表現はもちろんのこと、その応用やくだけた表現も充実していて、時間つぶしの読み物としてもいいなと思いました。
このCDは驚きの高価格だったため買いませんでした。でも、日本語、速いスピード、ゆっくりスピード、と3段階になっていて、7枚組。
すごくないですか、教材でこの枚数。
小さいながらもかなりの気合で作っているんだろうことが感じられます。高いと思うか安いと思うかは、学習者の結果次第ということでしょうなあ。

とにかく、「聞く」ということは語学学習の最大の鍵なんじゃないかと常々思うのです。
聞いて聞いて聞いて、飽和状態に達したとき、
まねしてまねしてまねして、模倣が自分の言葉になったとき、
語学は成功に近づくんじゃないか。

だから自分へのクリスマスプレゼントとして、今回はCDを買いたい気持ち。失くした本はなくても、CDだけ聞き続けて自分の言葉にしたいと思います。
車の運転時間が長い私の地蔵様にも、聞いて聞いて聞いて、を楽しんでもらえたら。

携帯版 英会話とっさのひとこと辞典

DHC

このアイテムの詳細を見る


英会話とっさのひとこと辞典―CD

DHC

このアイテムの詳細を見る


携帯版フランス語会話とっさのひとこと辞典

DHC

このアイテムの詳細を見る


フランス語会話とっさのひとこと辞典[CD]

DHC

このアイテムの詳細を見る