Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

「おいしくなることを考えるって自分や家族の体への愛情」

2017-11-08 | Weblog
ワークショップにご参加くださったS様からいただいたメッセージです。
こういう時間を分かち合えて、ほんとうによかったと感謝の気持ちでいっぱいです。


「〜前略〜 帰宅して、持ち帰ったあんこ焼きや春巻きはあっという間に息子とお父さんの
胃袋へ。野菜嫌いが悩みの息子ですが、美味しそうに春巻きを食べる姿にびっくり、
また作ろう!!と思っています。

わたしはお料理への苦手意識が強すぎて自分でも嫌になってしまうほどですが
娘がお料理にとても興味があるのと、病気のことでこどもたちの健康、
食べることについてもっと考えたいと思う今日この頃でした。

なので今回のクラスは最高でした。
まず大人数だと、料理の手順は知りたいのですが
自分のコンプレックスもありどうしても包丁を触りたくないのです、、、
いつもかなり適当なのでみじん切りも千切りも
なんだかよくわかっていなかったのです。

それがなんだかとても落ち着いて取り組めてとても楽しい時間でした。

娘もいつも触ったことのないような道具まで使わせてもらい大満足だったようです。

食材の一つ一つが体への優しい要素が感じられ、素材について考える、そして
おいしくなることを考えるって自分や家族への体に対する一番の愛情ですよね。

またヨシさんの自宅サロンの素敵な居心地の良さ、佇まいがとてもよかったです。
なかなかない澄んだ空気です。
あんな空気の流れる家を作れたらなあと思いました。

もっと色々知りたいと思っています。
ヨシさんがよく紹介されているタミパンについても機会があったら参加させていただいて
知りたいです。

今回は娘にもたくさん経験させていただきありがとうございました。
食べるものできっと身体は変わってくる、そう思えています。

また是非伺います!!

ありがとうございました。」



Sさん、ありがとうございます。

この日は、参加者が集まらず親子一組だけの貸切ワークショップになったこともあって、一緒にじっくりと料理に取り組みました。
そういうときは、意味があってのことなので、時間が許すかぎり、より丁寧に取り組みます。
終了時間に間に合わせるために野菜のカットや下処理をあらかじめ済ませておくことも多いのだけど、そんな日は切り方も実習し、その切り方をする理由についてもより踏み込んだり、ということがあります。

お料理コンプレックスがあったというSさんとのやりとりのなかで、思ったこと。

料理が苦手だったり時間がなかったりで、人によっては、ごはんづくり、とりわけ自然な食事をつくることがとてもハードル高く思える。
料理家の私が何気なくやっていて見過ごしている当たり前のプロセスに、ひとつひとつ立ち止まって、そこを伝えていくべきじゃないのか。
いえ、伝えたいな、と思いました。
それはけっして難しい料理じゃなくて。

この前、キャベツがひと玉あって、ただ蒸し煮にして出したら皆えらく感激してくれた。
キャベツの滋味が体に染み入る、シンプルな一品だった。
旬の野菜の力であり、厚手の鍋の力。
そういう料理のことや、コツを伝えたい。

新しい調味料や、新しい調理道具や、自然なものを体に取り入れるという考え方との出会いで、ますます料理が親しい「仲間」になってくれることもある。
そういうことは、自分の失敗という糧も活かして、どんどん伝えていきたい。

もちろん、電子レンジ・IH・テフロンに頼らないでつくる料理を教える。

今日では料理本にもレンジでチンがレシピになっている。
これらの道具の普及は、ある種の安全・エコ神話から来ていると思う。
否定はしないけれど、体のためにもだし、おいしさのために、そして地球のために、これらを使う必要性が見当たらない。
もっと優れていてシンプルな、オルタナティブ(代替)を提案する。

今の講座とは別企画になるのかな、温めたいと思っています。
講座を受けて、どんどんお料理好きになって、ワクワクしてまた新しいことを吸収したくなるような!

食の悩みごと、コンプレックス・・・声を、聞かせてください。


あ、それから、先日別のワークショップでは、珍しく私も皆んなと一緒に食事に参加して(シャンパン付きだったため、ついつられて・・・)、
大変に盛り上がり、時間を大幅にオーバーしてニコニコ終了、ということがありました。

終了時間までにと意識しながら(それでなくてもいつもオーバーする)、わたしは味見をするだけで、
皆んなの話には加わりつつも、説明はしつつも、次の料理やお茶の準備をしたりしていて、参加者さんと一緒に食事をすることはまれ。
料理人グセでもあるし、恥ずかしがり、というのもある。

あるいは、なんでも伝えようと盛り込みすぎて時間に追われているのか・・・。

そのシャンパン付き?ワークショッップのとき、常連さん達から「本当はいつもこうやって一緒に食事がしたいの!」と口を揃えて言われました。
食卓を囲んでの会話には、料理のことだけじゃない話題が花開くし、そこにかけがえのない分かち合いの実りがある。
そして単純に、わたしも楽しい。
なのに、皆が帰る時間を気にしながら、次の料理の準備をしながら、器用にそれができなくて。

でも、できるだけそういう時間、大事にしたいな、とあらためて思いました。
なにか工夫ができないかな。。。

料理教室って、レシピと調理だけじゃない!
そしてそれだけ伝えたくてワークショップやってるわけじゃない!
それはわたし自身はっきりと気づいていることだから。


二つの大切な気づきをこの2週間でもらいました。
Thanks!!



ある日のディナー メニュー覚書

2017-11-08 | Weblog
ある日のディナー メニュー覚書

K様お誕生日会・ノンベジにて
By「 鉄板焼き&ベジ料理ユニット まるでよし」


栗のポタージュ 五香粉とはちみつの香り

朝採れ山盛りのルッコラ&グリーンサラダ 人参ドレッシング

赤大根のマリネ
小平産の塩漬けオリーブ
プロバンスから届いた完熟オリーブ

北海道産ホタテのグリル バジルソースと葉山Kenji Farmのセミドライトマトを添えて

朝採れ人参のラペ 秩父のスダチを使って

朝採れカリフラワーとエリンギの香りパン粉焼き

カジキマグロの鉄板グリル ミニトマトのジューシーソース

牛肉の赤ワイン煮込み

鍋焼きローズマリーフォカッチャ

丸さんのお好み焼き パクチーたっぷりのせ 

バースデーデザート
 豆腐のガトーショコラ
 紅玉のバラ仕立て
 豆乳バニラムース 「神様のマンゴー」をたっぷりと


秩父便り

2017-11-07 | Weblog


10月末の秩父、寺坂棚田にて。
雨続きで待ちわびていた日光を存分に浴びる。






皆野町にある「ブック・カフェ・ギャラリー PNB-1253」で、友人直子さんの個展をやっていると聞いて、早速行ってみた。
ひとりでゆっくり過ごすために1時間かけて来た、というお客さんもあった。ここ、行きつけになりそう。






こんなに素敵な隠れ家があったなんて。
写真集や文学本がたくさん。



こだわり抜かれたそば粉のガレット、これは本物の味。
秩父名産シャクシ菜入り、ベジのガレットもある。



栗のアイスクリーム。



カフェで過ごしているヤギに草を食べさせていたら、スイバを渡した瞬間にまさかの頭突き。






唖然。

南部鉄器料理を実演しました

2017-11-05 | Weblog
11月4日、松屋銀座様の7階リビングフロアに、食欲をそそる香りが漂いました。

松屋銀座・冬暮らしの楽しみ方



昨年同様、いでまい食堂のまいちゃんがアシストしてくれました。


Photo par Hiroko

ほら、大根にこんなに美味しそうに焼き色がつきました!べろーん。


実演メニュー

冬野菜グリルの柚子胡椒マリネ

鍋焼きりんごケーキ(米粉入り)


おなじみOIGENさんのタミパン、そして我が家でも毎日使いの「焼き焼きグリル」を使って。






普段あまり使うことのないIHだけど、ちゃんと焼けます。


ロッジのキャストアイアン王国 (全米で愛される鉄鍋レシピの総集編)
クリエーター情報なし
株式会社エイアンドエフ


鉄鍋を考えるとき、折に触れこの本をめくる。

ダッチオーブンで代表的なLODGE社の料理本、アメリカ開拓時代の名残の香りがムンムン。
同じ鋳鉄鍋でも、日本の南部鉄器とはまた違う趣が漂う。

ロッジ社の元孫にあたるウィルさんは、創業者ジョセフロッジのように全米を旅した経験をもつ、おまけにベジタリアンというロッジのなかではおそらく異色の方。

アウトドア専門家のイノセさんにこの本を教えてもらって、本から伝わる西部の匂いにやられて即購入した。

もちろん、日本の鉄鍋でも紹介されている各種料理ができるので、南部鉄器ユーザーも、ダッチオーブンユーザーも持っていて損はないと思う。
美味しそうなベジタリアンメニューも、ちらほら入っています。




松屋銀座・冬暮らしの楽しみ方、続いています。
こだわりの職人さんたちの手仕事に、磨かれ続けてきた道具たちに出会えます。

はきもの上野の革靴

2017-11-02 | Weblog


今日から始まる立川 Galleria_Salone【 秋の手仕事展 】に展示の、相方丸さん、そして革靴職人「はきもの上野」のかずおちゃんとの仲良しショット。
かずおちゃんも、暇さえあればトントントントン、と 靴の制作に励んでいます。

丸さん、1年間、足が待っていた靴を履いてご満悦です!



ラオスの手織り・草木染め布の展示も同時開催しています。
土曜日の夜は民族音楽のライブ。私も銀座松屋様での実演の後、聴きに行きます。
ご一緒しませんか。

Galleria_Salone【 秋の手仕事展 】

11月6日ノンベジタミパンWS!ミートローフとスパニッシュオムレツ

2017-11-02 | Weblog
週末に引いた風邪が明けた感触。
葛根湯、アーユルヴェーダのお茶、トゥルシー茶、ミカン、保湿。。。
あの手この手。
ともかく行ってくれてホッとひと安心。
だれかに移していませぬように。。。

11月6日のノンベジタリアン・タミパンワークショップ、空きがあります。
タミパンでつくる手軽でヘルシーなおもてなし料理の実習と、充実ランチをご一緒にいかがでしょうか。




オーブンなしでも焼ける!タミパンベーキング

〜ノンベジ・タミパンでおもてなし料理を〜
11月6日(月)11:00〜14:30

野菜がたっぷり入ったミートローフ

スパニッシュオムレツ




好評につき、リピート企画です。


タミパンが初めての方も。
レパートリーを増やしたい方も。
自然の美味しさが大切だからもちろん無添加。
緑ゆたかなプライベートサロンで少人数で行います。
ゆったり充実のランチ付きです。


秋野菜がえ?と思うくらいたっぷり入ったふわっふわのミートローフ、そしてしっかりボリューミーなスパニッシュオムレツを一緒につくりましょ。





*この講座は、ノンベジです。






このお鍋でつくります。(写真をクリックすると、オンラインショップでお買い物ができます)
タミパンはサロンでも購入できますので、ご希望の方はお申し込み時にお知らせください。
レシピブックが付いてきます。8640円(税込)


会費
5400円(レシピ・ヨシベジ特製の充実ランチと共に2品の試食・お茶)

*前日キャンセルは半額・当日キャンセルは全額のキャンセル料を申し受けます。
*ポイントカード対象です。

場所
Salon de Topinambour サロンドトピナンブール(東京都国分寺市)
JR国立駅北口よりバス10分(5〜10分おきに出ています)
行き方案内はお申し込み後個別にお送りいたします。

持ち物
エプロン・お手拭き・筆記用具・お持ち帰りの方は容器

お申込み・お支払い方法 
★★★★件名に「日付・タミパンWS」と明記の上、ご連絡ください。★★★★
*下記のワークショップ専用アドレスをご利用くださいませ。
Salon de Topinambour(サロンドトピナンブール)YOSHI宛
メール(ワークショップ専用) yoshiveggieworkshop★yahoo.co.jp  ★マークを@に変更してください


お振込口座番号 
ゆうちょ銀行 店名768(ナナロクハチ)普通 0631711 イマザトヨシコ

*お申し込みはご連絡→お振込確認後、確定となります。




サロンにてタミパンを購入の方限定の特典です
鉄鍋は、最初が肝心!油慣らしのシーズニング・イニシエーションをお手伝いしましょう!
ワークショップ終了後、順番に行いますので時間がかかります。どうぞお時間には余裕をもって。
お申し込み時にお知らせください。なお、人数が多い場合はお申し込み順を優先の上、数を限定させていただきます。


ご参加をお待ちしています!


リピーターさんに嬉しいポイントカード!5回目の受講が半額になります。(体験WSは対象外とさせていただきます)

当日使用のオーガニック食材はご購入いただけます。

上記期日以外でも、5名様より、プライベートグループのタミパン・お料理ワークショップを開催いたします。
お問い合わせください。

11月のマクラメ編みアクセサリーWS

2017-11-01 | Weblog


秋の展示会が続き、丸さん、いつもにまして制作にいそしんでいます。

そんななか、11月もワークショップを開催しています。
天然石が好きな方、手作りアクセサリーを始めてみたい方、経験者の方も、お気軽にお問い合わせくださいね。

ヨシベジもランチを担当させていただきます。

Wokini 11月ワークショップ日程とイベント出店・展示会予定



雨のまんまるまつりの翌日は快晴。
秩父の保存棚田で。
田んぼによく馴染む人。

11月4日 松屋銀座・冬暮らしの楽しみ方

2017-11-01 | Weblog
季節の変わり目です。土用です。
風邪、引いてませんか?
体調、崩していませんか?

心も暮らしも、あたたかくしていきたいですね。
 
松屋銀座・冬暮らしの楽しみ方

11月4日土曜日 14時〜

松屋銀座7階 テーブルジョイのスペースで、及源鋳造「OIGEN」のおなじみタミパン、そして焼き焼きグリルというヒット商品を使った調理実演を行います。

もちろん、お味見もしていただきます。
小一時間なので、銀座方面でのショッピングの合間に、ぜひお越しください。


MARIさんの新しいステージ

2017-10-26 | Weblog
私の多少マニアックなワークショップ等におつき合いくださったうえに、想いをいっぱいふくらませて詰め込んでメッセージが届くこと、たびたび。
メッセージをいただくと、嬉しくて宝物のように胸に温めているばかりで、ご紹介なかなかできていないのですが。。。

まいにちベジたべるのワークショップのたびにご自身のブログに、MARIさんが、体験日記ではなく、レシピのためだけでもなく、ご自身のLIFEに消化(昇華)させて、書いてくださっていることに、心動かされて。

MAmarinnち。。。

わたしも、料理人から、旅や本から、出会いから、受け取って、吸収・消化・昇華して、今のヨシベジがある。

教わったあと、食べたあと、すぐかもしれないし、ずいぶん経ってからかもしれないけれど、その人の体や魂のどこかでエネルギーが着火して、それが自己発展していくような、わたしの伝える料理はそんな火の元でありたい、と常々思っている。

「料理人はチャネラーだ」って、昔アリサンでそういうテーマで料理&トークをしたことがあったけれど、大気圏にあまねく古今東西の経験の粒子を受け取って、それが創造になっていくのを感じながら、料理をつくっている。


MARIさんのお言葉、ヨシベジ経験がたしかに血肉になって生かされていることを、ちから強く感じ取りました!!
「卒業」って宣言するくらい、毎回大切に学んでくださったことに、ズシリ。
あふれる愛もね、受け取っちゃった。

ありがとうございます。
気持ちの卒業そしてご出発、おめでとう、MARIさん

これからもひきつづき、また新しいステージで、新しい感覚で、ヨシベジとおつき合いくださいね。





葉山食の幸〜あき〜メニュー覚書

2017-10-20 | Weblog

葉山 食の幸 〜あき〜、しっとり雨のなか、開催されました。

お集まりくださった皆さま、この時間を共有くださり、心よりありがとうございました。

メニュー

出島ポムフリット

Kenjiファームの野菜とレモングラス味噌ディップ 

SOYミートそぼろとレモングラスのサラダ(ラープ)

レッドマスタードとルッコラ・柿・ざくろのサラダ 人参のヴィネグレット 

カラメルオニオンと栗のTOFUミレットクリームキッシュ

コリンキーと茄子・シシトウの南蛮 

こねない鍋焼きクミンパン 

むかご&さつまいもご飯 

鍋焼きさつまいもケーキ 

里芋のチョコレートココナッツプディング 




チームの紬メンバーは、朝から野に咲く草花を摘み、旧東伏見宮別邸のそれぞれのスポットを植物の光で飾りました



やわらかな光が差し込むドリンクバー




採れたて有機野菜がどう調理されるか、その場で決まります




お料理には、エディブルな野の植物をあしらって




ウェルカムドリンクの葡萄酵素ジュースと レモングラスティ 




ワークショップタイムは、タミパンで鍋焼きさつまいもケーキを




ワークショップの後 ビュッフェスタイルで秋野菜のオードブルランチタイム




コンセプトは里山&エスニックで 




農家さんからは端境期であまり種類がないよと言われつつも、いろどり豊かな菜園がプレートの上に再現されました。
レモングラス味噌ディップをつけて。 これもKenji Farmからプリプリに太った株を使いました。




レッドマスタード、ルッコラ、セミドライトマト、柿、ざくろ
人参のヴィネグレットで さらにカラーを加えて




カラメリゼした玉ねぎをベースに、栗がごろごろ入った TOFU& ミレットクリームキッシュ 贅沢仕様




むかごご飯のおにぎり
お米さえも、葉山産 低農薬



固くしまりのある小ぶりな秋茄子は、素揚げしてなんばんに
コリンキーのシャキシャキと合わせて




里芋のベイクドプディング 




快く会場を貸してくださったイエズス孝女会の皆さま、ありがとうございました。







シェアハウス紬 チームメンバーと打ち上げの夕べ 素晴らしいワークをみんなで自画自賛
朝から絶食おあずけだったごほうびに、食卓づくりもていねいに

私の最初の自然食の勤め先だった代官山écru元オーナーの野田さんも加わって、昔話交えて色濃い葉山の夜を過ごしました


お野菜の状態をみて、急遽メニューや構成が変わったり、下ごしらえしたズイキのエグミがとれず(品種が適していなかったみたい)却下したり、端境期ならではのスリリングさも、みな自然との対話です。

次は、2月の立春の頃を考えています。


*写真は紬メンバーが撮影したものを使わせていただいています。







古民家暮らし始まります

2017-10-10 | Weblog
この秋、まるでよし、秩父に古いお家を借りました。


(身を捧げて秩父の経済を支える武甲山)


川のせせらぎが背景に、縁側からは秩父のシンボルマウンテン!武甲山を見上げる、静かな場所。
これから、国分寺のサロンと秩父の行ったり来たり生活です。

裸電球が灯り、囲炉裏があって、蔵があって、梁が見える広い屋根裏。
推定築140年くらいらしいです。



(これは納屋)

そもそもお家を借りることになった理由はといえば、まるでよし相方の丸さんにとってのパワースポット、それが秩父だったから。
彼は長年、ことあるごとに秩父に通い、たくさんのあたたかな仲間に出会い、そして秩父移住を目指していました。
毎日、自給自足したい、田舎暮らしがしたい、静かな場所に住みたい。。。のうちどれかをつぶやいていたもの。。。
その第一歩がようやく実現したというわけです。
彼の切なる想いのお船に、一緒に乗っかりました。



(丸さん幸せそう〜)

かつての祖父母の家。
北タイでホームステイさせてもらったアカ族の高床式のお家。
カンボジアのジャライ族の自給自足暮らしの家。
北フランスで雪深い人里離れた場所に訪ねた、自給自足の才能豊かなオリビエおじいさんの家。
まるでよしキャラバンで、今年の春に友人やそのまた友人を訪ねて回った、九州・山陰・山陽の古民家や手作りの家。

ホッとして懐かしい、世界中にある(あった)同じ世界観の暮らしが、今ここにある。
もう経済発展もネットも、このくらいでいい。行き過ぎに生きづらさを感じてはいないかな。
世の中がもう少し素朴だった頃の暮らしに上手に後戻り、したい。
そして自然ともっと仲のよい世界に進化していきたい。
正直、Google Mapには救われているけれど、AI、要らない。




ここでは、ミニマリストを楽しんでいます。
囲炉裏に火を起こして、煮炊きをします。ガスコンロも使っています。
冷蔵庫はまだないので、大家さんからいただいたり、直売所で求めたお野菜で、シンプルに料理。


(飛騨高山土産にいただいたお団子と山梨のイベントに一緒に出ていたいでまい食堂からもらった酵素玄米おにぎり)


連休は、山梨の山中でプライベートな音楽祭りが開催され、私たちも「まるでよしキャラバン」で参加していました。
朝ごはんに、冷蔵庫に長いこと眠っていた無添加カレースープで素麺を混ぜて食べながら、うちでこんなものを食べても美味しいって思わないのに、外で食べると、こんなにご馳走に感じるのってすごいね!って、二人で語り合いました。きっと、お外で気持ち良く過ごせるというだけで十分にご馳走なんだろうね、ということで二人して納得。



(これは山梨のお祭り会場。キャンプしながら出店。タミパンが大活躍!)


囲炉裏で食べる料理も、同じ感覚があります。
火を見ているだけでリラックスと満足度が高くなっているのがわかります。
シンプルな食事に、素直に感謝の思いが湧いてきます。



(自然と鍋になる。。。)

お風呂も薪をくべて入ります。体の温まり方が、全然違うのが不思議!

テキパキと火の世話をしたり、一心に掃除をする相方を見ていると、本当に嬉しいんだなというのが伝わってきて、ジーン。

電波の弱さ、裸電球、囲炉裏の火、全体的に不便。。。
仕事モードは忘れ、リラックスモードへ一直線!
みんなにも、来てそんな時間を過ごしてほしいな。
秩父の家でも、リトリート、料理教室、手づくりワークショップ。。。いろんなことをみんなと一緒に楽しみたいなと思っています。



山の中、川のそばという立地。湿気、昔の人はどうしてきたんだろう。。。
屋根裏部屋には隙間はいくらでもあるから、当然小さな生き物はフリーパス。100年前の人たちはどんなふうに共生してきたんだろう。。。
寒さは、どれほどだろう? 昔の家は夏の暑さの対策の方が重要で、冬の寒さは我慢していた!?と聞いたことがある。そんなぁ!
秩父の山中の寒さに、100年前のここの家族はどう対策をしていたのか。。。
いろいろ気になることがすでに出てきている、古民家ビギナーのまるでよしです。
虚弱体質コンビまるでよしの珍道中、如何に。。。



(早くもリトリートプログラムの朝のお散歩コースをリサーチ?武甲山山中。オートミールクッキーで一休み)

秩父にお家が見つかったのを機に、国分寺の自宅兼サロンであるトピナンブールを、次のステージに進化させたい、と思っています。
シェアサロンの構想を描いています。
この緑ゆたかなリラックス空間を、仕事や表現の場として、一緒に活かし利用するメンバーをほしいと思っています。
まるでよしのWS以外にも、現在トリートメントや、集まりに利用していただいていて、ゲストが来るとこの空間が喜び、育っているのがわかるのです。
私たちのリラックス空間であり、同時にわざわざエレベータなしの5階まで上がって来てくださる方々の癒しとリチャージの場として続いていくように、すっきりと、整えていきたいなと思っています。
シェアサロン構想に興味ある方は、ご連絡ください。


(自然がゆたか!遊び場、ヒーリングスポットがたくさんあるよ!)



(一緒に野山をかけ巡ろう!)

来年の手帳、これにしました

2017-09-30 | Weblog
明日から10月

愛用してきた歴代手帳のあれこれ

手帳売り場をうろつきながら 時間管理がすこぶるよい来年の私 という妄想の世界に何時間も浸ったり

安いものじゃないのに相性が良くないのがわかって 年の初めに買い換えたことも数回ある

そんななかにあって リピートしてきた手帳たち


ヨガ手帳2018 シヴァターコイズ
クリエーター情報なし
TYG


「ヨガ手帳」

まず手帳としての機能的に申し分ない
バーチカル 
十分なスペース

ヨガのポーズに触発される
適度にヨガや体に関するウンチク情報があって

月の満ち欠けがわかるのは 手帳のマスト
 
気質に合った表紙の色も大事


マークス EDiT 手帳 2018 1月始まり B6変型 1日1ページ スープル チェリーピンク 18WDR-ETA01-PK
クリエーター情報なし
マークス


「EDiT」

最近よくある 目標とか行きたいところとか読む本とか ここに記入して、 みたいな世話焼き枠がなく
自由度が高いところに 気分が乗る

一日1ページ メモも 思いつきも 好きに書いて
切り抜きを貼って



アクションプランナー 2018年版手帳 ウィークリー バーチカル A5 フィレンツェタイプ パッションレッド
クリエーター情報なし
イー・ウーマン


「アクションプランナー」

分刻みに忙しくしているときに 私の名パートナーだった手帳
空き時間が見渡せて
オーガナイズ下手が 少し上手になった
 
ざっくり時間で生きるようになって 
私の背丈には 合わなくなった 


学研ステイフル はらぺこあおむし 手帳 ファミリー 2018年 10月始まり マンスリー B6 ボーダー CM12061
学研ステイフル
学研ステイフル


そして こんなにポップな手帳を手にするのは 高校生以来か!?

「はらぺこあおむし手帳」

学研ステイフル はらぺこあおむし 手帳 2018年 9月始まり マンスリー A5 あおむし CM12079
クリエーター情報なし
学研ステイフル


この前Mさんに見せてもらって 
その軽さと気楽さに
そしてエリックカールの色彩に 単純に 萌えた

時間管理感があるのがいい と思ってきたけれど
時間管理感がないのがいい と最近思う

最小限のキュートな手帳デビューに ちょっとワクワク!
それに 10月から始まっちゃう

鞄のなかには 
スケッチのためのモレスキンも
レシピのブレーンストーミングのためのMUJI無地スパイラルノートも
入っていつもずっしり

少しばかり 軽量化なるかな