Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

古民家暮らし始まります

2017-10-10 | Weblog
この秋、まるでよし、秩父に古いお家を借りました。


(身を捧げて秩父の経済を支える武甲山)


川のせせらぎが背景に、縁側からは秩父のシンボルマウンテン!武甲山を見上げる、静かな場所。
これから、国分寺のサロンと秩父の行ったり来たり生活です。

裸電球が灯り、囲炉裏があって、蔵があって、梁が見える広い屋根裏。
推定築140年くらいらしいです。



(これは納屋)

そもそもお家を借りることになった理由はといえば、まるでよし相方の丸さんにとってのパワースポット、それが秩父だったから。
彼は長年、ことあるごとに秩父に通い、たくさんのあたたかな仲間に出会い、そして秩父移住を目指していました。
毎日、自給自足したい、田舎暮らしがしたい、静かな場所に住みたい。。。のうちどれかをつぶやいていたもの。。。
その第一歩がようやく実現したというわけです。
彼の切なる想いのお船に、一緒に乗っかりました。



(丸さん幸せそう〜)

かつての祖父母の家。
北タイでホームステイさせてもらったアカ族の高床式のお家。
カンボジアのジャライ族の自給自足暮らしの家。
北フランスで雪深い人里離れた場所に訪ねた、自給自足の才能豊かなオリビエおじいさんの家。
まるでよしキャラバンで、今年の春に友人やそのまた友人を訪ねて回った、九州・山陰・山陽の古民家や手作りの家。

ホッとして懐かしい、世界中にある(あった)同じ世界観の暮らしが、今ここにある。
もう経済発展もネットも、このくらいでいい。行き過ぎに生きづらさを感じてはいないかな。
世の中がもう少し素朴だった頃の暮らしに上手に後戻り、したい。
そして自然ともっと仲のよい世界に進化していきたい。
正直、Google Mapには救われているけれど、AI、要らない。




ここでは、ミニマリストを楽しんでいます。
囲炉裏に火を起こして、煮炊きをします。ガスコンロも使っています。
冷蔵庫はまだないので、大家さんからいただいたり、直売所で求めたお野菜で、シンプルに料理。


(飛騨高山土産にいただいたお団子と山梨のイベントに一緒に出ていたいでまい食堂からもらった酵素玄米おにぎり)


連休は、山梨の山中でプライベートな音楽祭りが開催され、私たちも「まるでよしキャラバン」で参加していました。
朝ごはんに、冷蔵庫に長いこと眠っていた無添加カレースープで素麺を混ぜて食べながら、うちでこんなものを食べても美味しいって思わないのに、外で食べると、こんなにご馳走に感じるのってすごいね!って、二人で語り合いました。きっと、お外で気持ち良く過ごせるというだけで十分にご馳走なんだろうね、ということで二人して納得。



(これは山梨のお祭り会場。キャンプしながら出店。タミパンが大活躍!)


囲炉裏で食べる料理も、同じ感覚があります。
火を見ているだけでリラックスと満足度が高くなっているのがわかります。
シンプルな食事に、素直に感謝の思いが湧いてきます。



(自然と鍋になる。。。)

お風呂も薪をくべて入ります。体の温まり方が、全然違うのが不思議!

テキパキと火の世話をしたり、一心に掃除をする相方を見ていると、本当に嬉しいんだなというのが伝わってきて、ジーン。

電波の弱さ、裸電球、囲炉裏の火、全体的に不便。。。
仕事モードは忘れ、リラックスモードへ一直線!
みんなにも、来てそんな時間を過ごしてほしいな。
秩父の家でも、リトリート、料理教室、手づくりワークショップ。。。いろんなことをみんなと一緒に楽しみたいなと思っています。



山の中、川のそばという立地。湿気、昔の人はどうしてきたんだろう。。。
屋根裏部屋には隙間はいくらでもあるから、当然小さな生き物はフリーパス。100年前の人たちはどんなふうに共生してきたんだろう。。。
寒さは、どれほどだろう? 昔の家は夏の暑さの対策の方が重要で、冬の寒さは我慢していた!?と聞いたことがある。そんなぁ!
秩父の山中の寒さに、100年前のここの家族はどう対策をしていたのか。。。
いろいろ気になることがすでに出てきている、古民家ビギナーのまるでよしです。
虚弱体質コンビまるでよしの珍道中、如何に。。。



(早くもリトリートプログラムの朝のお散歩コースをリサーチ?武甲山山中。オートミールクッキーで一休み)

秩父にお家が見つかったのを機に、国分寺の自宅兼サロンであるトピナンブールを、次のステージに進化させたい、と思っています。
シェアサロンの構想を描いています。
この緑ゆたかなリラックス空間を、仕事や表現の場として、一緒に活かし利用するメンバーをほしいと思っています。
まるでよしのWS以外にも、現在トリートメントや、集まりに利用していただいていて、ゲストが来るとこの空間が喜び、育っているのがわかるのです。
私たちのリラックス空間であり、同時にわざわざエレベータなしの5階まで上がって来てくださる方々の癒しとリチャージの場として続いていくように、すっきりと、整えていきたいなと思っています。
シェアサロン構想に興味ある方は、ご連絡ください。


(自然がゆたか!遊び場、ヒーリングスポットがたくさんあるよ!)



(一緒に野山をかけ巡ろう!)


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