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デイブ・マーシュ著「ブルース・スプリングスティーン 明日なき暴走」

昔購入して読まずに実家の押入れに眠っていた本を何十年ぶりに読んだ。
僕の追いかけてきたブルース・スプリングスティーンの伝記、批評本。

僕がこの本を読み終えて思ったのは、
ブルース・スプリングスティーンはロックンロールを通じて、
生きているという実感をつかもうとしてきたのだと思う。
そして僕はブルース・スプリングスティーンの音楽を通じて、
僕は生きているという実感をつかもうとしてきたのだと。

ブルースはギターを手にしてその弾き方を学びながら生き方を学んだ。
僕はブルースに出会って彼らを追いかけながら、
いろいろなこころある人たちに出会い、生きる楽しみ、うれしさを知った。

ブルースも結構自分勝手な面もあると、この本を読んでいても感じたが、
少なくとも自分にも相手にも一生懸命に考えて動いてきた。
その積み重ねが彼の音楽、ライブを通して、自分を表現出来るようになり、
多くの理解者を得ることが出来たのだと思う。

そして僕は彼らの音楽、特にライブに出会うと、僕は生きていると感じられた。
ブルース・スプリングスティーンに出会う前の僕は、
何に対しても冷めた感じしか持てなかった。
真面目で反抗はしなかったが。
それが楽しいことを楽しいと言えるようになったのは、
ブルースを追いかけてこられたからだと、
この本を読み終えた今感じている。

ブルース・スプリングスティーンに出会えてよかった。
これからも僕はブルース・スプリングスティーンが好きだと言い続けよう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
この本って… (Master)
2011-05-22 15:21:04
文庫化されてたんですね。知らなかった。

初版が出た頃に買って、何度も読み返しました。
これと、続編の『グローリー・デイズ』。

どんな些細なエピソードでもいいから、彼のことは何でも知りたかった時期にはバイブルみたいな本でしたね。

今も書棚の、すぐ手の届く場所にあります。
 
 
 
押入れの書棚 (kantenbou)
2011-05-22 18:50:30
Masterさん

この本は実家の押入れに大切に(?)保管していました。カバーは変色してしまっていました。

僕は本や雑誌を買っただけで満足してしまって、読まないままにしてしまう癖があります。
そういえば「グローリー・デイズ」という本も持っている覚えがあります。

またファンクラブ「BACKSTREETS」の編集した豪華なハードカバーの本は夢中になって読んだ覚えがあります。
ダークネス・ツアー時のインタビューなどが載っていたと思います。

雑誌「BACKSTREETS」を購入したくて日本の出版社に電話したら翻訳した方、五十嵐正さんの電話番号を教えてもらい、話をさせて頂いたこともありました。
その頃は「BACKSTREETS」を自宅に郵送してもらい英語の分かる所だけ読んで写真を眺めていました。
 
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