自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
礎19号特別号その2
久しぶりに映画「springsteen&i」を観た。
いろいろな人の人生が映る中で僕もいた。
僕は何もこわいものは無いという顔をして「Thank You BRUCE」と言っていた。
僕はすぐ迷ってしまう。目標が無いと迷ってしまう。
僕はまたブルース・スプリングスティーンを道しるべにして歩いて行こう。
きっといつか陽の当たる場所を歩ける。
約束の地に行くのだ。
僕が通っている病院の文集に寄稿した文章です。読んでみてください。
「脳天気予報士ふと振り返る」
ウエザーマンH.O.
今年も4分の3が過ぎて残り4分の1となった。
今年は何をやったかと考えてみても、あまり浮かんで来ない。
すっかりお金の問題に振り周されてしまった。
お金が足りなくなって仕事の勤務時間を増やした。
その為、デイケアに行く時間が無くなってデイケアを辞めた。
他の居場所に行ってみたけれど、どうもしっくりいかない。
何気なく当たり前のように行っていたデイケアだったけれど、
その有難さが辞めた今になってわかってきた。
僕はどうにも仕事がきついので増やした勤務時間を減らしてもらった。
それでようやく楽になってきた。まだこれからどうなるかわからないけれど。
今までは朝6時から昼12時まで働いて、帰って来て1時、風呂に入ると午後2時。それから食事をしていた。
一日一食になりかかっていた。これからは3食しっかり食べることから始めよう。
そして風呂にも毎日入って。
僕はこの前、デイケアに久しぶりに電話した。
そして職員さんに僕の当事者研究が「こころの元気プラス」という雑誌に載った事を話した。
そしてみんなに伝えてくださいと話した。
そうしたら職員さんが「みんなに言う前に、もうみんなが知っていたよ」と話してくれた。
僕のことを話題にしてくれたのがわかりすごくうれしかった。僕は救われた気持ちがした。
そして僕は今こそまた「6割理論」だと思う。
仕事も辞めてしまったのでは何にもならないから6割で。
友人も彼は働いてはいないけれど僕と同じような価値観を持っているように思う。6割の共感出来るところを大切にしよう。
居場所もなかなか満足とは言えないけれど相談出来たら良しとしよう。あまり求め過ぎないで6割で。そのうち友人も出来るかもしれない。
この前行った当事者研究会は良かった。僕の話を聞いてもらい、やりとりしている間に僕は視野が狭くなり被害的になっていたなと気がついた。6割以上だ。
休日には「べてるの家」の本を読んでいる。
読んでいていろいろ気がつくことが多い。
「あきらめるのが肝心」とあるけれど、このあきらめるというのは全て投げ出してしまうというのではなくて、
「そのままの自分」を自分で認める。自分を自分以上に良く見せようとはしないで。
良い事も悪い事も含めてそれが自分なんだ。そんな自分が最善を尽くすのが大切なのだと。
そしてそれが出来たのはみんなが「そのままの自分」を受け入れてくれたから。
それを読んで北海道浦河の「べてるの家」の人たちがしたことを僕もデイケアでしてもらったのだと思った。
僕の今までを思い返すと僕も同じことをしてもらってきたなと思う。
よろしかったら「こころの元気プラス」2015年9月号
NPO法人 地域精神保健福祉機構・コンボ発行
にべてるの家の当事者研究として僕が礎に書いた文章を書き足して載せてもらったので、読んでみてくだされるとうれしいです。
いろいろな人の人生が映る中で僕もいた。
僕は何もこわいものは無いという顔をして「Thank You BRUCE」と言っていた。
僕はすぐ迷ってしまう。目標が無いと迷ってしまう。
僕はまたブルース・スプリングスティーンを道しるべにして歩いて行こう。
きっといつか陽の当たる場所を歩ける。
約束の地に行くのだ。
僕が通っている病院の文集に寄稿した文章です。読んでみてください。
「脳天気予報士ふと振り返る」
ウエザーマンH.O.
今年も4分の3が過ぎて残り4分の1となった。
今年は何をやったかと考えてみても、あまり浮かんで来ない。
すっかりお金の問題に振り周されてしまった。
お金が足りなくなって仕事の勤務時間を増やした。
その為、デイケアに行く時間が無くなってデイケアを辞めた。
他の居場所に行ってみたけれど、どうもしっくりいかない。
何気なく当たり前のように行っていたデイケアだったけれど、
その有難さが辞めた今になってわかってきた。
僕はどうにも仕事がきついので増やした勤務時間を減らしてもらった。
それでようやく楽になってきた。まだこれからどうなるかわからないけれど。
今までは朝6時から昼12時まで働いて、帰って来て1時、風呂に入ると午後2時。それから食事をしていた。
一日一食になりかかっていた。これからは3食しっかり食べることから始めよう。
そして風呂にも毎日入って。
僕はこの前、デイケアに久しぶりに電話した。
そして職員さんに僕の当事者研究が「こころの元気プラス」という雑誌に載った事を話した。
そしてみんなに伝えてくださいと話した。
そうしたら職員さんが「みんなに言う前に、もうみんなが知っていたよ」と話してくれた。
僕のことを話題にしてくれたのがわかりすごくうれしかった。僕は救われた気持ちがした。
そして僕は今こそまた「6割理論」だと思う。
仕事も辞めてしまったのでは何にもならないから6割で。
友人も彼は働いてはいないけれど僕と同じような価値観を持っているように思う。6割の共感出来るところを大切にしよう。
居場所もなかなか満足とは言えないけれど相談出来たら良しとしよう。あまり求め過ぎないで6割で。そのうち友人も出来るかもしれない。
この前行った当事者研究会は良かった。僕の話を聞いてもらい、やりとりしている間に僕は視野が狭くなり被害的になっていたなと気がついた。6割以上だ。
休日には「べてるの家」の本を読んでいる。
読んでいていろいろ気がつくことが多い。
「あきらめるのが肝心」とあるけれど、このあきらめるというのは全て投げ出してしまうというのではなくて、
「そのままの自分」を自分で認める。自分を自分以上に良く見せようとはしないで。
良い事も悪い事も含めてそれが自分なんだ。そんな自分が最善を尽くすのが大切なのだと。
そしてそれが出来たのはみんなが「そのままの自分」を受け入れてくれたから。
それを読んで北海道浦河の「べてるの家」の人たちがしたことを僕もデイケアでしてもらったのだと思った。
僕の今までを思い返すと僕も同じことをしてもらってきたなと思う。
よろしかったら「こころの元気プラス」2015年9月号
NPO法人 地域精神保健福祉機構・コンボ発行
にべてるの家の当事者研究として僕が礎に書いた文章を書き足して載せてもらったので、読んでみてくだされるとうれしいです。
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