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映画「Blinded by the Light」の感想

東京国際映画祭で映画「Blinded By The Light」を観て来ました。
わかりやすいシンプルだけど温かい映画でした。
僕がよく聴いた、ブルース・スプリングスティーンのしかも僕が部屋で涙流して歯をくいしばって聴いた曲ばかりが流れました。
もっとも背景として80年代の当時流行った曲も流れていたのがおもしろかったですが。

映画のそれぞれのシーンをうなずいて涙ぐみながら観ました。
主人公がブルース・スプリングスティーンの曲をウォークマンで聴いてセリフを話していたのが次第に歌うようにミュージカル風に歌になるブルース・スプリングスティーンの曲をうなずいて観ました。

主人公のエピソードとともにブルース・スプリングスティーンの僕の好きな曲が流れたのだけど、
僕は正直なところ「BLINDED BY THE LIGHT」は歌詞も多くて難しくてよく分からない曲でした。
それが主人公の父親が言った
Don't forget us
さらにブルース・スプリングスティーンの多くの歌の中で主人公は嫌になってこの街を逃げ出したのではない。
今なら僕もそう思えると感じました。

僕は今までブルース・スプリングスティーンの歌にあこがれていたけれど、
その一方でそれは違うのではと思う所も少しだけ感じていました。
こんなクソみたいな所なんか出て行ってやると言ったけれど負け犬のように逃げ出したのではないかと。
でも今回この映画を観てブルース・スプリングスティーンの歌の主人公もポジティブにいろいろな人に感謝しながら出て行ったのだと僕は思えました。
そこがこの映画の主人公が最後に感じたことと同じなのではと思います。
それが今の僕にもわかるのだと思います。

そして僕は今までの僕の上手くいっていた時のようにわかりやすくシンプルに熱く生きるのも大切だなとあらためて思いました。
さらに僕も大それたことだけど僕も映画を作りたいな作れるのではないかとさえ考えました。
そんな不思議とポジティブになれる映画でした。
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