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「風よあらしよ」村山由佳さんを読んでの感想

「風よあらしよ」村山由佳さんを読んでの感想です。
伊藤野枝と野枝が関わった女性解放運動で知り合った人たちの話。
僕は勉強不足なのだろうけれど、フェミニズムと言っていても女は男に左右されるのかな。
何だかんだあっても女性は男性におぼれるのかなと思ってしまいました。
そして僕はある女性とどのように付き合って行ったらいいのかと考えながら読みました。
男はつらいよな。女に捨てられないようにしないと。
この話はドロドロだな。フェミニズムなんて言ってられない。
革命、社会主義と言っていても内輪もめもあるのだな。
僕は辻潤に成るか大杉栄に成るか?
大杉に成りたいけれど辻に成りそうだな。
でも野枝と大杉の二人の人生はすごく濃いと思います。二人が幸せだったか分からないけれど濃い人生を送ったのだなと思いました。
でも僕はあっさり平穏な人生をこれから先に送りたいなとも思いました。彼ら二人のような人生は疲れるなと思います。
文庫本の解説が上野千鶴子さんだったのも興味深かったです。
でも解説はあっさり事実を書かれていました。
僕はフェミニズム運動の現状そして限界のような話を聴きたかったです。
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