自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン「ハングリー・ハート」を歌う
仕事を増やして半年。やっと慣れてきた。慣れるのに半年かかったと話した。
そんな話をしていたのだけど、ふと最近僕が自慢話をしなくなったという話になった。
面談の前に僕に写真展の話を向けても、長くなるなと思ったのにそれだけ?ということだった。
そう言われてみると僕は確かにデイケアに行かなくなってから自慢話をする場、機会が無くなった。
僕は自慢話をするのがあれだけ好きだったのに。
そこでこれからは1カ月に1回じっくり僕の話を自慢話も含めて聞いてもらうことにした。
それにしても僕のことをよく分かってくれているなと思い驚いた。ありがたい。
その後、食事もコンビニのレトルトの利用や
カット野菜をポテチのパーティー用のように開けてドレッシングもかければ皿を使わず袋のまま食べられるなど裏技も教わった。
汗をかかなくなったと話したら風呂によく入ればいいと言われた。
帰りに僕は自転車をこぎながらブルース・スプリングスティーン「ハングリー・ハート」を歌った。
誰もが飢えた心を持っている
誰もが満たされない気持ちがしている
働いてお金を貯めて
自分の役割を演じながら
みんながハングリー・ハートを持っている
このサビの部分を僕は自転車をこぎながら延々と歌って部屋まで帰った。
初めはさみしい気持ちで歌っていたのだけど、
最後、団地の階段を昇る時にはすっかり元気になったのに気がついた。
僕はブルース・スプリングスティーンはこの歌のように、どうしようもなく悲しい事も
コンサートで皆で大声で歌っているうちに楽しくなって来る。
この開き直りの底力が根底にあるのだと思う。
だから僕はブルース・スプリングスティーンが好きなのだと思う。
僕はこんな話をまた喜んで話していきたいと思う。
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